公開シンポジウム Flaubert,Spinoza,Bergson—La littérature et la philosophie dans la France du XIXe siècle 「フローベール、スピノザ、ベルクソン — 十九世紀フランス文学と哲学」

INFORMATION

  • 2018年5月12日(土)14:00~17:30
  • 池袋キャンパス 11号館3階 A301教室

フランス十九世紀文学は同時代の哲学、特に折衷主義哲学の強い影響を受けていることが知られているが、一方でこの時代のフランス哲学自体が今ではほとんど顧みられることがないせいか、この問題はその重要性にもかかわらず、これまで不当に看過されてきた。本セミナーでは、折衷主義哲学がフランスに導入したスピノザ、カント、ヘーゲルらがいかに十九世紀の作家たちに影響を与えたか、またフランス十九世紀スピリチュアリスム哲学の完成形であると同時に、その乗り越えでもあるベルクソンの哲学が、はたして十九世紀の思想・文学とどのような関係を切り結びうるかという問題の考察を通して、文学と哲学の関係について新たな視座を開きたいと考えている。

講師

パリ東大学マルヌ=ラ=ヴァレ校准教授
Juliette Azoulai(ジュリエット・アズレ)氏

2012年、フランス・ルーアン大学大学院文学科博士課程修了、文学博士。パリ高等師範学校(Ecole normale supérieure)出身。2013年よりパリ東大学マルヌ=ラ=ヴァレ校准教授。フローベールを中心としたフランス十九世紀文学を、同時代のフランス哲学やドイツ・ロマン派との関連で読み解く研究を行っている。おもな著書に『フローベール作品における魂と身体(L’Âme et le Corps chez Flaubert)』(2014)、『フローベール辞典(Dictionnaire Flaubert)』(共編著、2017)などがある。

九州産業大学国際文化学部准教授
藤田 尚志 氏

2006年、東京大学人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士後期課程単位取得満期退学。2007年、フランス・リール第三大学博士課程修了、哲学博士。2009年より九州産業大学国際文化学部講師、2014年度より同大学准教授。ベルクソン哲学を生命倫理や共生の問題といった今日的な問題と絡めながら、日仏両言語で積極的に研究成果を発表している。おもな著書にシリーズ『愛・性・家族の哲学』(全三巻、共編著、2016)、『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する——現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続』(共編著、2016)などがある。

中京大学国際教養学部准教授
山崎 敦 氏

2006年、早稲田大学文学研究科フランス文学専攻博士後期課程研究指導認定退学。2008年より中京大学国際教養学部准教授。フローベールを中心とするフランス十九世紀文学を同時代の哲学や神秘主義との関係において読み解く研究を行っている。おもな著書に『ブヴァールとペキュシェ — アーカイブと解釈(Bouvard et Pécuchet : archives et interprétation)』(共著、2014)、訳書にジャン=ピエール・リシャール、『フローベールにおけるフォルムの創造』(共訳、2013)などがある。

司会

本学文学部教授
菅谷 憲興

通訳

本学文学部兼任講師
黒木 秀房

詳細情報

名称

公開シンポジウム Flaubert,Spinoza,Bergson—La littérature et la philosophie dans la France du XIXe siècle 「フローベール、スピノザ、ベルクソン — 十九世紀フランス文学と哲学」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科フランス文学専修

お問い合わせ

学部事務1課(フランス文学専修担当)

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