国際シンポジウム 「植民地台湾の産業と企業」

INFORMATION

  • 2019年1月12日(土)9:30~18:30
  • 池袋キャンパス 11号館2階 A203

台湾経済史研究においては、日本語能力の高い台湾人研究者と日本人研究者との学術的交流が蓄積されてきた。その過程で植民地期台湾の経済成長という点についてほぼ合意がなされ、経済成長の果実や弊害といった一般的論点に加え、民族間の不公平といった植民地的特性が検討されつつある。これらの点を解明するためには、植民地期台湾の産業と企業の実態について、台湾人研究者と日本人研究者との間の議論をさらに蓄積させる必要がある。本シンポジウムは台湾で活躍する経済史研究者を招き、3つのセッションを設定して議論する。第1セッション「調査と制度」では、現地社会の基層であった農家に対する調査と、経済活動の担い手であった企業に関する制度について検討する。第2セッション「産業と政府」では、国策会社の事業展開と、植民地財政を支えた専売事業について議論する。第3セッション「企業」では、公共事業を担った土木建設会社の活動と、日系企業の株主について検討を加える。以上の議論を経て、植民地台湾の産業と企業の実態に関する論点を台湾人研究者と共有化していく。

講師

国立台北大学人文学院長・教授
陳 俊強 氏

2017-現在 国立台北大学人文学院長
2013-2016 国立台北大学歴史学系主任
2011-現在 国立台北大学歴史学系 專任教授
2004-2011 国立台北大学歴史学系 專任副教授

国立台北大学歴史学系教授兼教務長
蔡 龍保 氏

2017.8- 国立台北大学教務長
2015.8-2017.7 国立台北大学通識中心主任
2015.7-8 明治大学招聘研究員
2013.7-9 神戶大学招聘教授

国立台北大学歴史学系・兼任助理教授
林 佩欣 氏

2017-現在 国立台北大学歴史学系 兼任助理教授
2014 – 2016 一橋大学経済研究所 外国人特別研究員
2013 – 2014 国立台湾師範大学僑生先修部 兼任助理教授

東京大学社会科学研究所客員研究員・国際交流基金日本研究フェローシップ
陳 家豪 氏

2017-2018 国立政治大学台湾史研究所 兼任助理教授
2015—2018 中央研究院台湾史研究 博士後研究(ポストドクター)

本学経済学部・教授
須永 徳武
本学経済学部・教授
林 采成
本学経済学部・教授
湊 照宏

詳細情報

名称

国際シンポジウム 「植民地台湾の産業と企業」

内容

開会挨拶・来賓挨拶 9:30~9:50 [司会:湊 照宏]
菅沼 隆(本学経済学部長)
陳 俊強

第1セッション「調査と制度」 10:00~12:00 [司会:湊 照宏]
林 佩欣「日本統治期台湾の農家経済調査」
陳 家豪「日本統治期台湾の会社制度」

第2セッション「産業と政府」 13:15~15:15 [司会:須永 徳武]
林 采成「植民地期台湾の煙草専売事業」
湊 照宏「台湾拓殖会社の直営事業と分社化」

第3セッション「企業」 15:30~17:30 [司会:林 采成]
蔡 龍保「日本統治時代における在台日系土建会社の経営ー大田組を事例にー」
須永 徳武「植民地台湾進出日系企業の株主分析」

総合討論 17:40~18:00 [司会:岡部 桂史(経済学部准教授)]

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

経済学部

共催

国立台北大学人文学院

お問い合わせ

学部事務2課

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