戦争や植民地支配、圧制の記憶の例を取り上げ、どのようにして和解への道を切り拓くのか。平和研究の切実な課題にアプローチを試みる。
| 日時 | 2010年1月21日(木)14:00~17:00 |
| 場所 | 池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール |
| 対象者 | 本学学生、教職員、校友、一般 |
| 内容 | 開会挨拶:五十嵐 暁郎(本学平和・コミュニティ研究機構代表) 司会:マーク・カプリオ(本学異文化コミュニケーション学部 教授) 14:00~14:40 ■長 有紀枝(本学21世紀社会デザイン研究科 教授) 「国際刑事裁判と記憶・和解・歴史認識 ~旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(ICTY)を事例に」 ICTYは、旧ユーゴ領域内で発生した重大な国際人道法違反に責任を有する個人の刑事責任を追及するため、ニュルンベルク・東京裁判以来初めて設立された国際刑事裁判所である。「不処罰の文化」に終止符を打ったとされるICTYは、地域の安定や和解、記憶や歴史認識に何をもたらしたのか。閉廷を前にしたICTYの現況と課題を報告する。 14:40~15:20 ■林 みどり(本学文学部 教授) 「和解・人権・記憶─アルゼンチンの民主化過程を事例に」 軍政下で多数の強制失踪者が生み出されたアルゼンチンの民主化は、人権侵害の加害者の処罰をめぐって恩赦と処罰の判断の間を揺れつづけてきた。その過程で、軍政以前にはほとんど無視されてきた人権概念が社会の隅々にまで浸透し、新たな社会運動のための言語を生み出している。人権言説の広がりが、地域社会やその記憶の有り様にどのような衝撃を与えてきたかを検証する。 15:20~16:00 ■アレクシス・ダッデン 氏(新潟国際情報大学 教授) 「帝国時代と歴史認識」 日韓併合より100年、日米安保条約より50年にあたる本年に開催される大規模な記念の祝典は、歴史的記憶のきわめて政治的な本質を、より明確に浮き彫りにする。さらにまた、それらの祝典は歴史的機会と政治家の顔ぶれの重要性をも明らかにする。それぞれの核心には、正面からの対立をもたらす、否定しがたい植民地支配的力学が横たわっている。 16:00~17:00 討論 |
| 受講料 | 無料 |
| 申込 | 不要 |
| 主催 | 立教大学 平和・コミュニティ研究機構 |
| 問合せ先 | 立教大学 平和・コミュニティ研究機構事務局 TEL:03-3985-4275 peace@grp.rikkyo.ne.jp |
| 備考 | 立教大学 平和・コミュニティ研究機構WEBサイトはこちら。 |