日本では、中国の文化を紹介し理解する機会に比べ、台湾文化に接する機会は非常に少なく、研究者数、研究の厚みもおおいに異なっている。しかしながら文化は政治・社会的な国境、地域を越えて存在するものが多く、中国が20世紀に失った多くの伝統的技術、文化的背景が台湾で生きている例も多い。今回取り上げる台湾の人々にとって身近な布袋戯は、中国福建省から人々とともに台湾に伝播し、伝統を保持するとともに独自の発展を遂げて世界に発信している代表的な例である。
アジア地域研究所では、文化研究の対象範囲を政治社会的版図に限定せず、文化圏としてとらえ、各分野の研究者がともに取り組む枠組みを考えている。本年6月より本学招聘研究員として来日するロビン・ルイゼンダール氏(林柳新紀念偶戲博物館・館長、台原偶戯団=博物館に所属=団長)による台湾布袋戯の伝統と現在、そして未来についての公開講演会を、静岡で開催する「春の芸術祭」に来日参加する台原偶戯団のデモンストレーションを加え、本学内外の教員、学生のみならず、一般の方々にも分かりやすく紹介し、理解する機会を提供する。
| 日時 | 2009年6月18日(木)18:30~20:00(18時開場) |
| 場所 | 池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール |
| 講師 | ロビン・ルイゼンダール氏 |
| 対象者 | 学生、教職員、校友、一般 |
| 内容 | 《レクチャー&デモンストレーション形式で実施》 1)台湾における伝統的布袋戯とは 2)伝統と新しさの融合 3)演目「大稻埕的老鼠娶新娘」(「大稻埕のねずみの嫁取り」)(約10分) 4)演目「妳是我媽媽」(「彼女は私のお母さん」)(約6分) 実演:台原偶戯団 |
| 受講料 | 無料 |
| 申込 | 不要 |
| 通訳 | 日本語通訳あり |
| 主催 | 立教学院 アジア地域研究所 |
| 協賛 | 立教台湾会 |
| 協力 | 【後援】SPAC(静岡舞台芸術センター) |
| 問合せ先 | アジア地域研究所 TEL:03-3985-2581 ajiken@rikkyo.ac.jp |