| 日時 | 2009年5月22日(金)18:30~20:00 |
| 場所 | 池袋キャンパス 11号館A203教室 |
| 講師 | 五十嵐 恵邦 氏(バンダービルト大学歴史学部準教授、東アジア研究学科長) 国際基督教大学社会科学科卒業。シカゴ大学歴史学部Ph.D. アイオワ大学歴史学部講師などを経て現職。専攻は戦後日本文化史。 |
| 対象者 | 学生、教職員、一般 |
| 内容 | 我々が日頃、「自分の」ものであると思い込んでいる「手」について歴史的に考察してみよう。それは、手という身体器官が、歴史的条件(特に19世紀のモダニティーというパラダイム)のなかで、新たな意味を与えられたことを明らかにすることでもある。 近代的な生産システムが効率を高めるにつれ、個人の物質的世界との関係だけではなく、人間という概念そのものも急激に変容した。自己と外部世界を結びつける主要な器官の一つである―そして生産活動に深く関与する―手は、近代を生きる人間にとって特別なものと見なされるようになった(眼はもう一つの特権化された器官である)。急速な近代化を遂げ、近代という問題に直面せざるを得なかった日本は、このような探索にとって最適の場所であろう。 日本人の手の様々なイメージを読み解くことで、日本人にとって、近代とはなんであったのかを考えてみたい。さらに、補足的にではあるが、前近代的な位置を与えられた植民地的他者に差し伸べられる日本人の手についても言及したい。 |
| 受講料 | 無料 |
| 申込 | 不要 |
| 主催 | アジア地域研究所 |
| 問合せ先 | 立教大学アジア地域研究所 Tel&Fax:03-3985-2581 月・火・木 10:00~17:00 ajiken@rikkyo.ac.jp |