経済学部開設100周年記念奨学金

経済学部開設100周年を記念して設けられた奨学金であり
将来性のある経済学部学生の研究奨励を目的として支給する。

2016年度 立教大学経済学部開設100周年記念奨学金 募集要項

募集要項および提出書類をダウンロードする

経済学部開設100周年記念奨学金 受賞者発表

2007年度に開設された「経済学部開設100周年記念奨学金」の2016年度受賞者が決定し、去る1月18日(水)の昼休み、経済学部長室にて表彰式が開催され、須永学部長より目録が授与されました。

本年度は28名の応募があり、「経済学部開設100周年記念奨学金選考委員会」の先生方による慎重な審査の結果、以下の2名の方の論文が「最優秀者」に選ばれました。(今年度、「優秀者」の該当論文はございませんでした。)

最優秀者 受賞者 2名

会計ファイナンス学科 4年 中曽根 亘さん

「のれんの償却に関する実証的考察」

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経済政策学科 2年 三田 匡能さん

「日本学生支援機構の奨学金貸与事業に関する費用便益分析―公平性と効率性を両立する奨学政策―」

受賞論文はこちら

審査委員長 田島先生の講評

2016年度経済学部開設100周年記念奨学金 最優秀者(2名) 講評 (田島)

2016年度は28名より、経済学の各分野における力の入った論文による応募がありました。中でも具体的な会計制度や政策に対する実証研究を行った2編の論文の質が非常に高く、甲乙つけがたいということで5名の審査委員会の意見が一致し、両名を最優秀賞者として奨学金の授与を行いました。下記に各論文の概要と講評を示します。

これからも、学部学生による意欲的な経済学研究の発表の場として、また優秀な研究成果の顕彰の場として、経済学部開設100周年記念奨学金にすぐれた論文が応募されることを期待します。

中曽根亘 (会計ファイナンス学科4年)
「のれんの償却に関する実証的考察」

会計の分野で近年重要なテーマである「のれんの償却」について、海外の主要研究についての英文論文を含めて先行研究のレビューを丁寧に行った上で、日本企業の財務データを用いて自ら実証を行って検討を行った研究です。同じテーマに取り組む研究者も多い分野である中、先行研究の分析で生じる相違がどのような点から生まれているのかに十分な注意を払って追試を行った点、またその結果を明確に説明することができている点が審査委員会において高く評価されました。

三田匡能 (経済政策学科2年)
「日本学生支援機構の奨学金貸与事業に関する費用便益分析―公平性と効率性を両立する奨学政策―」

社会的・政策的に重要でありながら先行研究の少ない課題についての意欲的な研究です。これまでの研究では大学生への奨学金事業に関する分析があるのみでしたが、その対象を専門学校や高等学校等へも拡張して費用と便益を把握しています。またその過程において各種の学校に対する既存の補助金政策等の相違によって便益の発現に相違が生まれることを明らかにしています。教育による各種の便益を定義し、シンプルな実証モデルを作って推定してそれを積み上げるという緻密な作業によって示唆を導いている点が審査委員会において高く評価されました。

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