取り組み実績

2015年度 秋学期実施「グローバルゼミ in シンガポール 2015」

国際化を推進する経済学部独自の新たなキャリア教育プログラム「グローバルゼミ in シンガポール」。
ご協力いただいた株式会社エー・ピーカンパニーから提示された課題に、経済学部の1~3年生10名が日本を飛び出しシンガポールで取組みました。

今回のミッションは、同社が展開する外食店「塚田農場」が、日本から進出する飲食業の成功率が数%と言われる中、シンガポールで成長を続けている要因を探ること。まずは11月から2月にかけて、日本で計5回の事前研修が行われ、シンガポールについて調べて発表したり、企業からの課題提示や事業説明を受けてチームで行動計画を立てたり、現地でのインタビューや調査活動に向けて実用的な英語を学ぶなど、準備を重ねました。

そして2月23日から5日間の現地プログラムがスタート。学生たちは学年混合の2チームに分かれ、「塚田農場」の現地社員にインタビューしたり、シンガポールにおける競合店を調べるなど、限られた時間を目一杯使って活動し、資料をまとめました。現地4日目にはプレゼンテーションし、企業の現地幹部の方から直接フィードバックをいただきました。また、その夜には、現地在住の立教大学OB・OGの方々と、最終日にはシンガポール国立大学の卒業生とも交流し、密度の濃い時間を過ごしました。

帰国後は、協力企業の日本側担当者や経済学部教員に報告会でプレゼンテーションを実施し、現地での活動やそれぞれの学び・気づきについて共有しました。

異文化環境下で、慣れない課題に果敢にチャレンジした学生たちからは、「グループ一丸となって課題に取り組んだことで大きな達成感を得ることができた」「実際の現場の生の声を聞く重要性に気づくことができた」など、プログラムを通して成長を実感する様々な感想が寄せられました。
この経験が、グローバル化する社会で働く自身のイメージを具体化するとともに、これからの大学での学びの視界や、将来のキャリアの可能性を大きく拡げることを願っています。

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