教育と不平等の関係性の考察
―再生産に抵抗するために―

教育学科 秋山 智也 さん

 高校3年間で、生まれた家庭が異なることで子どもの学習意欲や振る舞い、価値観が変わってくるということを漠然と肌で感じており、大学3年時のゼミで「文化的再生産」という言葉を知り、「これだ!」と思い、卒論は「教育と不平等、再生産」をテーマに書こうと決意しました。
 厚い翻訳書5冊を主に使用しましたが、それを読むのにまず苦心しました。執筆作業に入ると自分との闘いです。徹夜で書いたりした日も何日かあり、体力的にも大変でした。正直なところ、私はもしも卒論を書かなければ、大学4年間で「何を勉強した」と言えない状態でした。少なくとも一つは「がんばった」と言えることができたことは良かったと思っています。また、執筆作業を通じて、自分の得意なところ、不得意なところが見えてきたことも収穫の一つだと思います。
 卒論を執筆する際のアドバイスをするならば、自分が今までの人生で、「不条理だ、おかしい」と思うことをテーマにすると書きやすいと思います。
 教育学科では、過去の卒業生が執筆した卒論を教職資料準備室で読むことができるようになっていますので、ぜひ参考にしてみてください。