ベルリンの想起・記憶の場所とその機能について

文学科ドイツ文学専修 小野 まり絵 さん

 私が題材に選んだのは、西ベルリンにある「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」。この記念教会がベルリンにおける「記憶の場所」としてどういった役割を成しうるのかを、歴史的変遷を追いながら論じました。私はベルリンへの留学体験があり、その際にこの教会に興味を持ち、何度も足を運んでいたこともテーマ選定に影響しています。
 卒論を書いてよかったことは、自分の今までの研究や勉学だけでなく、学生生活の集大成をカタチとして残せたこと。学生生活で特に心に残っているベルリンへの留学体験なども執筆に活かせた分、その思いは強いです。大きな達成感を得ることができました。これだけ時間をかけて一つの論文を丁寧に仕上げた経験はありませんし、論文の内容にも満足しています。
 私にとって卒論の執筆は、自分が興味のある分野・テーマを思い切り研究できる貴重な時間であり、経験でした。比較的長期戦であるため、モチベーションの問題などにぶちあたることがあるかもしれませんが、自分自身が一番興味のあるテーマを選び、それに関してこつこつと作業を続けていけば、よい卒論ができると思います。後輩のみなさんには、ぜひ、チャレンジして欲しいです。