立教大学文学部 先輩からのメッセージ

01. 立教で学ぶということ

Sさん
文学科ドイツ文学専修で言語学のゼミを取っています。毎週課題が出る一番ハードなゼミのひとつなのですが、言語そのものというよりは、ドイツの文化的・歴史的背景などが含まれた文章を訳し、課題を解いていくという授業です。1、2年生のときのドイツ語の授業もとても大変でした。特に私の先生はスパルタで、他の独文の先生から「あそこはビリーズブートキャンプみたいだ」って言われるくらいだったんです。でも、そこでみっちりやって、やはり力がつきました。
文学部は本当に選択が自由ですね。いまドイツ語と英語と両方で教職を取っていて、スケジュール的にはかなりキツいのですが、他学科の授業もすごく取りやすいのでありがたいです。先生も温かい方ばかりで、とても話やすいです。校舎も落ち着くし、安心する場所として学校がある、という感じがします。
MIさん
私はフランス文学専修で、ルネサンスの作家ラブレーのゼミを取っています。担当の先生の他の授業を受けたときに、すごく説明がおもしろくて、この先生の授業を受けたい!と思ったのがきっかけです。仏文専修に入ったのは、文学というよりもフランス語をやりたかったからなのですが、この先生の授業を受けて初めて、文学に興味を持ちました。
ゼミ外では、フランス語の読み書きの授業に加えて、西洋画の授業や歴史の授業など、文学科以外の授業も幅広く取っています。文学部の中でも他学科の授業を受けたことによって、そこで自分の専門に関連する情報を得たり、さまざまな知識を総合して自分のゼミに生かしたりすることができました。ゼミでひとつの作品を読んでいくと、歴史的背景や、芸術のこと、絵画のことなど、そのときの文化がどうしても関わってきます。そういう知識を他の授業で得ることで、作品の理解をより深めることができるんです。それがすごく楽しいなと思います。とにかく、いろいろな分野に接する機会があったので、すごく刺激になりました。
Yさん
私はいま、日本文学専修4年で卒業制作に取り組んでいます。卒業論文の代わりに小説を執筆するのですが、所属していた文芸部で書き溜めた原稿をふくらませて、6~7万字くらいの長さの小説を書く予定でいます。ゼミは、2年生からずっと短編小説分析を取ってきました。常に問題意識を持って取り組まないといけない授業なので、いろいろな視点からものごとを見る訓練ができ、それは就職活動にも非常に役立ちました。
文学部のよいところは、教授と学生一人ひとりの距離がとても近いということです。ゼミも少人数制なので、先生も学生一人ひとりに目を配ってくださり、学生も質問などをしやすい雰囲気でした。
Iさん
私は史学科で、世界史学専修のイギリス史ゼミに所属しています。18世紀の風刺画家について研究しています。もともとヨーロッパに興味があって、なんとなく視野が広がるかなという単純な動機で入ったのですが、実際に学んでみて、手応えありまくりでした。イギリス史をやるからには英語をやらなくてはいけないなど、文化が違う時点で一種のインパクトがありましたね。すごく充実感が得られました。
史学科では、1年生のときに取る入門演習で、学科全体の研究領域に幅広く触れることができるんです。それを通して、自分はこの大学で何を研究していこうか、ということを探ることができる。すごく自由がある学科です。史学科は、本当に知識の泉だなと感じています。自分が文献を読めば読むだけ知識は広がっていくし、読めば読むだけ知らなかった知識がどんどん深く掘り下げられていく。それを感じられたときは、「これは史学科ならではだな」と思いますね。
MAさん
私は史学科超域文化学の方で、文化人類学をやっています。ゼミでは、カンボジアの少数民族と虐殺について研究しています。もともと、世界史と日本史とどちらが好きと聞かれても、「両方好き」という気持ちがあったんですね。どちらにしようか迷っているうちに、超域というものがあるんだと気づいて。調べてみると、学生がやりたいテーマを自由に研究できるところだったんです。以前から少数民族に興味があったので、何でもできるのだったら、そういったところの方がゆっくり取り組めるかなと思い、超域文化学を選びました。
ここに入ってよかったと思う理由もまさにそこで、超域では、ゼミの先生の研究分野にまったく縛られることなく、「はい、どのテーマをやってもいいよ」と任されるんです。日本からテーマを選んでもいいし、世界の何かのテーマでもいい。フィリピンのゴミの山をテーマにしている子もいれば、イギリスの幽霊について発表する子もいる。その点が素晴らしいと思います。でも、学生が研究するテーマはさまざまであるにもかかわらず、先生はすごく深い知識を持っていて、それぞれにきちんと対応してくださるんです。さすがだな、と思います。

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