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文学研究科/比較文明学専攻


新たな人文知の地平を開く

比較文明学は、文化現象を個別に論じるのではなく、人文知の可能性を最大限に探求する場です。
従来の学問領域に限定されない人文学の総合的な知を養っていきます。 

専攻のポイント

◎人文知の総合力
文学、哲学、表象文化論、文化批評など、人文学の基礎を踏まえつつ、多様な視野と知識の習得を可能にします。

◎時空を横断する文化研究
現代思想や文芸の動向に触れながら、世界的な座標軸のなかに、みずからの研究を位置付けることを推奨します。

◎創造的学習・研究を実施
複合領域を学位論文テーマとする創造的学習・研究が可能です。特に以下の5つの問題を中心的に扱います。

1.境界の消滅に関わる問題
2.人間の欲望に関わる問題
3.多様な言語と文化の共存に関わる問題
4.多様な言語表現の形式動詞が交わることで生じる問題
5.文字音声の言語によらない表現形式が現代文明に及ぼす力の問題

これらを人文科学研究において率先して扱うべき重要課題であると位置づけ、そうした重要課題に答えるために、これまでにない新しいコンセプトに基づく4つの研究領域(科目群)を設置しています。

1.現代文明学領域
2.文明工学領域
3.言語多文化学領域
4.文明表象学領域

多様なアプローチ、充実したサポート体制

授業は、4つの研究領域(現代文明学・文明工学・言語多文化学・文明表象学)から構成され、多様な研究テーマに対応。また一線で活躍されている専門家を特任教員として招聘し、直接指導を受ける機会を提供します。 

比較文明学専攻専任教員/研究テーマ

  • 小野 正嗣(ONO Masatsugu) 教授
  • 専門:創作、批評、現代フランス語圏文学
    現在の研究テーマ:カリブ海およびアフリカ出身の作家たちによるフランス語表現の現代文学を研究しつつ、創作と批評の実践を行っている。
  • 菅野 聡美(KANNO Satomi) 教授
  • 専門:日本政治思想史・日本文化思想史
    現在の研究テーマ:周縁化された事象を手がかりに、近代日本の科学思想や社会管理思想の構造変化や、大衆文化のダイナミズムを解析する。具体的には、消費される沖縄表象、「変態」表象の思想史等。
  • 佐々木 一也(SASAKI Kazuya) 教授
  • 哲学、近代ドイツ哲学、日本近代哲学、実存哲学、現象学、解釈学 解釈学的存在論。近代日本の生の事実を解釈学的に解明し、ハイデガー、ガダマー等の解釈学理論の有効性を検証すると共に、京都学派の思索の再評価を行う。
  • 西谷 修(NISHITANI Osamu) 特任教授
  • 専門:フランス現代思想の研究をベースに、世界のグローバル化によって引き起こされる複合的な諸問題を、認識論を踏まえた思想史的観点から取り扱う。
    現在の研究テーマ:戦争論、世界史論、メディア論、ドグマ人類学、身体・医療思想、芸術論など。
  • 林 文孝(HAYASHI Fumitaka) 教授
  • 専門:中国哲学。
    現在の研究テーマ:王夫之の思想における倫理と時間。中国の歴史思想と自己表象。
  • 林 みどり(HAYASHI Midori) 教授
  • 専門:表象文化論、越境と文化翻訳、文化装置と政治、ラテンアメリカ思想文化論。
    現在の研究テーマ:現代世界におけるアフェクトの政治、メディア表象、ビオポリティクスの関係性をめぐる考察。また、亡命、ツーリズム、難民、移民など、多様な越境経験のもとで生みだされる文学、映像、音楽、民族誌といったさまざまなテクストを読み解いていくことにも関心があります。
  • 福嶋 亮大(FUKUSHIMA Ryota) 准教授
  • 専門:批評、表象分析、サブカルチャー論
    現在の研究テーマ:近世からポストモダンに至る東アジアの社会的文脈を踏まえながら、日本文学の歴史を再考すること。狭義の文芸批評にとどまらず、日中のサブカルチャーや演劇など幅広いジャンルで批評活動を展開中。

関連情報(オリジナルホームページ、研究科、学会)

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