トップ » 大学院情報 / 文学研究科 » 英米文学専攻

文学研究科/英米文学専攻


英米文学の広範囲な領域を網羅した授業を展開

英米の詩、戯曲、小説、英語史・中世英語英文学、その他英語圏の文学など、広範な領域の授業科目を開設。
他の英米文学専攻の大学院との交流や単位互換制度を通して、高度な専門家と幅広い教養人を養成します。
また、英米文学・英語学関係の図書が豊富に揃い、研究環境が充実しています。

専攻のポイント

◎学生の研究発表を中心にした授業
大学院生と教員が全て参加する「英米文学研究方法論2」の授業は、大学院生の研究発表を中心に運営され、相互啓発を通じた研究の深化と多様化が図られています。 

◎きめ細やかな個別指導を実施
各大学院生の希望を取り入れた複数教員による個別指導体制をとっています。また、毎年提出される修士論文の中から優秀な論文に、TN賞(5万円)が授与されます。

◎修了後は留学や英語を生かした道へ
力をつけて修了した大学院生たちは、さらに海外へ留学したり、研究教育機関へ就職します。英語を生かす専門職も進路のひとつです。

英米文学専攻専任教員/研究テーマ

  • 藤巻 明(FUJIMAKI Akira) 教授
  • イギリス文学の中でも特に、ロマン主義の時代を研究テーマとする。詩を中心として、その前後の時代も含めた包括的な文学研究をめざしている。これまで特に、ロマン主義詩人・批評家サミュエル・テイラー・コールリッジ、散文家トマス・ド・クインシーの研究と紹介に焦点を合わせてきた。ロマン主義文学を複雑な形で継承したヴィクトリア朝の詩と散文にも強い関心を寄せている。
  • 古井 義昭(FURUI Yoshiaki) 准教授
  • 19世紀アメリカ文学(小説・詩)を幅広く研究している。なかでもハーマン・メルヴィルを中心としたアメリカン・ルネサンス期の作家に強い関心を抱いている。ただし研究対象は19世紀にとどまらず、これまでチャールズ・ブロックデン・ブラウン(初期アメリカ)やウィリアム・フォークナー(モダニズム)らも論文で取り上げてきた。現在は、アメリカ文学における「ひとりであること」の意味を探るべく、「孤独」や「個人主義」をテーマとして研究に取り組んでいる。
  • 岩田 美喜(IWATA Miki) 教授
  • イギリス・アイルランドの初期近代~近代の演劇を研究テーマとしている。具体的には、シェイクスピアを中心としたイングランド系劇作家と、ジョージ・ファーカーやR.B.シェリダンら18世紀アイルランド系劇作家を扱うことが多い。特に近年は、演劇作品に登場する<兄弟>表象の変遷の背後にある、歴史・経済・政治的文脈を分析し、幅広い時代を渉猟することで演劇文化を系譜学的に提示することに強い関心を寄せている。
  • 唐澤 一友(KARASAWA Kazutomo) 教授
  • 古英語・中英語および中世にブリテン島で書かれた文献を主な研究対象としている。特にBeowulf, Maxims, Menologium等の古英詩を中心に、文献学的なアプローチの研究をしているが、この他、近現代における英語の発達史、比較言語学、語源学、英文法、および中世から初期近代にかけての英国史にも興味がある。
  • 小山 太一(KOYAMA Taichi) 教授
  • イギリスの近現代小説、特に小説という形式におけるコメディの問題に関心を持っている。これまで、19世紀初頭のジェイン・オースティン、20世紀中盤のイーヴリン・ウォーおよびアントニー・ポウエルといった作家を論じてきた。コメディは社会を基盤として成り立つものであり、そこには歴史的・経済的・政治的な影響が存在する。それらの文脈を解きほぐし、喜劇と小説が取り結ぶ関係を明らかにしてゆくことが当面の課題である。
  • 新田 啓子(NITTA Keiko) 教授
  • 南北戦争後から現代までのアメリカ文学(主に小説)、ならびに批判人種論やフェミニズム・ジェンダー理論を中心とした文化理論を、歴史的に研究している。具体的主題としては、黒人の自己表現とモダニズム文学における人種表象との関係や、近現代の女性作家による性的自己表現が挙げられる。同時に、性と人種の関わる現象を、大衆文化(特にラップ・ミュージックと武術映画)の作品中に分析する作業も進めている。
  • 澤入 要仁(SAWAIRI Yoji) 教授
  • アメリカ詩、とくにかつては広範な読者をもちながら、現代の文学史では声高に論じられない詩人たちを掬いあげてきた。加えて広くアメリカ大衆文化にも関心がある。かつて詩は、単なる文学の一形式ではなく、文化の中心に位置して、周囲の音楽や美術と密に結びついていたからだ。詩と文化いずれの場合も、日常生活に深く浸透していたため、研究者たちが知的好奇心を向けることの少なかった事象に光を当てようと試みている。
  • イエイツ・マイケル D.H.(YATES, Michael D.H.) 准教授
  • ポストモダンを中心とした、第二次世界大戦後の現代アメリカ文学ならびに批評理論を研究している。近年では特に、Ishmael Reedを中心としたアフリカ系アメリカ小説、Robert Coover, Donald Barthelmeを中心としたポストモダン小説を研究の主題に据えてきた。理論においては、アイロニー詩学を主軸とした物語学に関心をもち、現在は特にポストモダンのパロディと、現代アメリカ文学におけるパロディ・ナラティヴの分析に取り組んでいる。
  • 舌津 智之(ZETTSU Tomoyuki) 教授
  • モダニズムの時代を中心に、19世紀半ばから20世紀半ばまでのアメリカ文学(小説・演劇・詩)を研究している。主題的には、抒情とジェンダー、セクシュアリティの諸相に注目しつつ、ハーマン・メルヴィル、ウィラ・キャザー、テネシー・ウィリアムズ、ハーレム・ルネッサンスの詩人や作家等をこれまで研究対象に取り上げてきた。加えて、日米の大衆音楽文化についても、抒情文学とのかかわりにおいて興味をもっている。

関連情報(オリジナルホームページ、研究科、学会)

このページのトップへ