立教大学文学部

大学院文学研究科

英米文学専攻

  • 英米の詩、戯曲、小説、フィロロジー、その他英語圏の文学など、広範な領域の授業科目を開設しています。
  • とりわけ大学院学生と教員がすべて参加する「英米文学文学方法論II」の授業は、大学院学生の研究発表を中心に運営され、相互啓発を通じた研究の深化と多様化が図られています。
  • 英米文学・英語学関係の図書が充実しています。
  • 個別指導は、各大学院学生の希望を入れた複数による指導体制をとります。
  • 他の英米文学専攻の大学院との交流や単位互換制度を通して、高度な専門家と幅広い教養人を養成します。
  • 力をつけて修了した大学院学生たちは、さらに海外へ留学したり、研究教育機関へ就職します。英語を生かす専門職も進路のひとつです。
  • 毎年提出される修士論文の中で最も優秀な一編にTN賞(5万円)が授与されます。

英米文学専攻専任教員/研究テーマ

DORSEY, John T.教授

現代アメリカ演劇、とりわけ近年の演劇作品を多く研究している。取り上げる作家はユージーン・オニール、テネシー・ウィリアムズ、アーサー・ミラー、エドワード・オールビー、サム・シェパード、ディヴィッド・マメット、オーガスト・ウィルソンなどである。

藤巻 明 教授

イギリス文学の中でも特に、ロマン主義の時代と研究テーマとする。詩を中心として、その前後の時代も含めた包括的な文学研究をめざしている。これまで特に、ロマン主義詩人・批評家サミュエル・テイラー・コールリッジ、散文家トマス・ド・クインシーの研究と紹介に焦点を合わせてきた。ロマン主義文学を複雑な形で継承したヴィクトリア朝の詩と散文にも強い関心を寄せている。

後藤 和彦 教授(2010年度前期研究休暇予定)

アメリカ南部の文学を研究テーマとする。アメリカにあって独特の風土を育んできた南部が、そこに生まれた作家たちの想像力にどういう影響を与えているのかを考察する作業を中心としている。現在は、南北戦争敗退後の南部文化再生のプロセスとその後訪れた文芸の開花を、日本における近代および第2次大戦後の状況との比較という観点から考えることに関心がある。

蒲池 美鶴 教授

シェイクスピアを中心としたエリザベス朝演劇を主な研究対象とする。特に、ルネサンス期における文学と美術・科学・哲学との関わりに興味をもち、アナルモフォーズ(歪像画法)の概念を文学批評に応用する方法を探っている。また、16〜17世紀の東西文化交流史にも関心をもつ。

菊池 清明 教授

中世英語英文学と英語史を研究対象とする。古英語期から中英語期にかけての修辞法、言語変化、思潮変遷を色濃く反映する一連の問答詩や中世ロマンス、そしてガウェイン詩人とチョーサーの作品を主に取り扱う。また、現代作家の文体論、言語表現を通した英米文化論、さらにはフィロロジスト・ファンタジー作家としてのJ.R.R.トールキンやC.S.ルイスの文学作品にも興味をもつ。

新妻 昭彦 教授

イギリス文学、特に19世紀から20世紀への世紀転換期におけるイギリス小説を研究対象とし、そこから派生する諸問題を研究テーマとする。ヴィクトリア期から「世紀末」とエドワード朝を経て第一次世界大戦に至る期間は、「西洋近代」にとって危機をはらんだ時代であるが、そうした歴史的・文化的状況により構成された文化テクストを、テクスト自体を伴う諸現象に基づき分析することをめざしている。

新田 啓子 教授

南北戦争後から20世紀後半にかけてのアメリカ文学(主に小説)、ならびに批判人種論やフェミニズム・ジェンダー理論を中心とした文化理論の論争を歴史的に研究している。具体的主題としては、黒人の自己表現とモダニズム文学における人種表象との関係や、近現代の女性作家による性的自己表現が挙げられるが、同時に性と人種の関わる現象を、大衆文化(特にラップ・ミュージックと武術映画)の作品中に分析する作業も進めている。

千石 英世 教授

①比較文学。②現代アート。①ではアメリカ文学と日本文学(近代)が中心だが、さらにいえば、アメリカ文学では、19世紀―メルヴィル、20世紀―フォークナーなど。日本文学(近代)では、いわゆる<第三の新人>以降、現在まで。特に小島信夫とそのコンテクスト、あるいは日本女性作家とそのコンテクスト。②では、アメリカ現在美術、特に抽象表現主義、および日本の場合でいえば、斎藤義重とそのコンテクスト。①②をまとめて、モダニズム研究とする。

渡辺 信二 教授

アメリカ詩を研究している。19世紀の詩人(エドガー・アラン・ポー、エミリ・ディキンソン、ウォルト・ホィットマン)や、20世紀のモダニスト(エズラ・パウンド、T.S.エリオット、ウォレス・スティーブンズ)、現代詩人(A.R.アモンズ、ジョン・アッシュベリ)を経て、現在は、再び19世紀の詩人に学んでいる。

舌津 智之 教授

モダニズムの時代を中心に、19世紀半ばから20世紀半ばまでのアメリカ文学(小説・演劇・詩)を研究している。主題的には、抒情とジェンダー、セクシュアリティの諸相に注目しつつ、ハーマン・メルヴィル、ウィラ・キャザー、テネシー・ウィリアムズ、ハーレム・ルネッサンスの詩人や作家等をこれまで研究対象に取り上げてきた。加えて、日米の大衆音楽文化についても、抒情文学との関わりにおいて興味を持っている。

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