教員(立花隆教授・鳥飼玖美子教授)からのメッセージ
立花隆教授からのメッセージ *2012年度からは立花隆教授は退任される予定です
「教えながら自分も学ぶ」
60代は人生のゴールデン・エイジだと思う。わたし自身60歳をすぎてから、急にいろんなものが見えてきた思いがする。50代までガムシャラに働いてきたが、いま思い返すと、考えが足りないが故のエネルギーの浪費が多かった。
さいわい頭も体も心もまだ健全に働いている。あと何年この状態を維持できるかわからないが、頭がちゃんと働く間にどうしても学んでおきたいことがまだいくつもある。立教がセカンドステージ大学を創るというアイディアに快哉を叫んだ。
定年になったら悠々自適で余生を楽しみたいという人もいるだろうが、定年になったら学び直したいと思っている人も山ほどいるはずだ。そういう人たちを教えながら自分も学ぶという人生を、いましばらく続けられるのは嬉しい。
鳥飼玖美子教授からのメッセージ
「自律的な学びの姿に感動」
セカンドステージ大学の授業を担当しての感想は、驚嘆であり感嘆です。学生の皆さんの驚くほどの意欲の高さと知的好奇心の強さに圧倒される思いです。単に熱心という域を超えた、学びへのあくなき探究心とでも表現したら良いでしょうか。
受講生は真剣に授業に耳を傾け、質問や意見などが活発に出され、そこからクラス全体を巻き込んでのデイスカッションに発展することも稀ではありません。自らが関心を抱いたテーマについて図書館で文献を調べる方も多く、自律的な学びの姿に感動することが度々です。
真の学びとは、教える側と教えられる側の相互行為から生まれるものであり、その真骨頂は人生のセカンドステージから始まると言って過言ではありません。第二の人生を模索されている皆さんが、これまでの人生経験から生まれた問題意識を大学という場での学びに結びつけることで、豊かなセカンドステージを創出して下さることを心から願っています。