設立の趣旨・目的
立教セカンドステージ大学設立の趣旨・目的
立教大学は、「キリスト教に基づく人格陶冶」を建学の精神として、社会に開かれた教学、研究の場として社会の変化に応じて自己革新をはかってきました。すでに、学部および大学院への社会人入試を先駆的に導入し、さらに近年では高度職業人の養成や専門職資格の取得のために、独立研究科や法務研究科を創設して門戸を開いてきました。加えて、大学としては独立研究科設立の際に「少子化・高齢化社会の将来を展望し、充実した市民社会形成のための人類の知恵を磨く」場としての専攻の設置を掲げました。
これまでのこうした経緯と実績をもとに、社会人、とりわけ急増しつつある団塊世代を中心とするシニア層の定年退職者およびそのパートナーに対して、質の高い教養教育と多面的な学びの場を提供することは、社会と大学のネットワークの輪をいっそう広げ、これからの時代における本学のさらなる社会的責務であると考えます。
立教セカンドステージ大学がめざすものは、単に大学を一般市民に開放し教養主義的な講座を提供することではありません。立教セカンドステージ大学の目的は、個人的な学びの行為が社会的な実践ともなりうるような知の回路を発見する場をともに創っていくことです。いわゆるシニア世代とそれに前後する各世代が自らの生きる意味と、他者とともにあることの意味をじっくり考え、シチズンシップをわきまえた市民社会の主体的一員、すなわち真の「市民」として生きていくには何が必要かを真剣に学びあう、新しい生涯学習の場を構築することです。
(*)「立教セカンドステージ大学」は、文部科学省で認可された大卒の資格が取れる「大学」ではなく、立教大学が提供する生涯学習の場です。ただし、修了者には、文部科学省が定めた学校教育法第105条に基づき、「履修証明書」が授与されます。