社会学研究科

6つの研究領域で、現場の視点、実証的調査能力、実践的提言能力を備えた人材を養成する

2006年4月、社会学研究科は応用社会学専攻と社会学専攻の二専攻体制から社会学専攻のみの一専攻に改編され、社会学を軸に大学院レベルの研究・教育を展開する場であることを明確にするとともに、6つの研究領域を設けました。

高齢社会、消費、環境、ジェンダーなどの問題に接近する「社会研究領域」、政策科学的思考に基づいて現場への政策提言をめざす「政策研究領域」、異文化接触やそれにともなう文化の多様化をとらえる「文化研究領域」、グローバルな力とローカルな力がせめぎあう都市を研究する「都市研究領域」、現代のメディア環境の急激な変貌を究明する「メディア研究領域」、対人関係からインターネットに至る相互作用の場を扱う「コミュニケーション研究領域」の6つです。

本研究科では、2006年度以降の質・量両面でのスタッフの充実と新しい教育課程の導入により、この6つの特色ある研究領域で、現場の視点、実証的調査能力、実践的提言能力の3つを備えた人材を高い水準で養成しうる環境が整ったと考えています。

育成する人材像

社会学は、人々が生きる現場を踏まえながら、現代のアクチュアルな問題に実証的にアプローチする学問です。本研究科は、社会に生起している問題を現場の視点に立ち返って把握する能力、その問題をデータの収集により実証的に調査・分析する能力、研究結果に基づき学問の世界を超えた実践的な提言を行う能力という、社会学が提供しうる3つの能力を備えた人材の育成をめざします。前期課程出身者は、左記の6領域がカバーする福祉、教育、メディアなど多様な分野において、自治体、NPO、一般企業などで高度専門職業人として活躍する能力を獲得でき、後期課程に進学することもできます。後期課程は、博士論文作成の過程を通して研究職につきうる人材の育成をめざし、出身者は大学・研究機関の研究者や一般企業などの高度専門職業人として活躍することになります。なお、社会学研究科では、社会学部科目、研究科科目の履修を通じて、社会調査の高度の実践的能力を示す「専門社会調査士」の資格を取得することができます。

社会学専攻

  1. 社会学専攻は、社会・政策・文化・都市・メディア・コミュニケーションの特色ある6つの研究領域を設定し、現場の視点、実証的調査能力、実践的提言能力を備えた人材の育成をめざしています。
  2. 前期課程では、いずれかの研究領域に所属してその領域の「基礎論」から始まる教育プログラムで専門性を高めると同時に、他領域の授業を自由に履修して視野の広い研究を進めることができます。
  3. 「調査方法論」科目により社会調査能力を高めることができ、これは学部レベルの能力を前提に「専門社会調査士」の資格取得にもつながります。
  4. 後期課程では、研究領域の所属教員による指導、専攻全体での院生例会における報告などを通して、博士論文作成をめざします。
  5. 院生の希望により学外から兼任講師を招く「社会学特別講座」(2008年度~)やプロジェクト推進型の授業(2010年度~)を開講するなど、教育上の新しい試みを進めています。

大学院

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