異文化コミュニケーション研究科

地域社会での多文化共生を視野に、言語と文化と自然を繋ぐ新たな異文化コミュニケーション学の構築を求める

コミュニケーションの視点から分析・研究

多文化・多言語が共存する今日の国際社会において、人類の平和と持続可能性(サステナビリティ)の追求に欠かせないものは、異なる文化的背景をもつ者同士のコミュニケーションです。このような視点から、世界の多様な文化の存在を「異質性」として認識するとともに、自然環境をも「他者」としてとらえ、人間との共生を図る対象として考察する。それが異文化コミュニケーション研究科です。本研究科では、多民族、多文化、多言語共生の実現、さらには、その持続可能性に関する考察の枠組みを提供する「新たな知の体系」である新しい異文化コミュニケーション学について、様々な切り口から学ぶことができます。

複雑化する世界で生じている現実の諸問題に向き合い、共生社会の実現と持続に寄与するためには、領域横断的な分析と思考を展開し、それを行動に結び付けていくことが必要です。本研究科は、異文化コミュニケーション学の学際的な知見に基づき、主体的に判断し行動する姿勢を学ぶことができる研究科です。

本研究科には、「言語コミュニケーション」、「通訳翻訳コミュニケーション」、「異文化コミュニケーション」、「サステナビリティ・コミュニケーション」という4つの領域があります。これら4領域を様々な切り口から複合的に研究することにより、持続可能な未来に向けた新しい異文化コミュニケーション学を構築することを目標としています。

2016年度からは、従来の4月入学に加えて、秋入学を導入し、多様な学生のニーズに応えていける体制を整えるとともに、日本で英語教育に携わるために必要な知識やスキルを集中的に学ぶTESOL-Jプログラムなどを新たに展開していきます。

異文化コミュニケーション研究科は、異文化コミュニケーション学のアジアの拠点となるべく、日々、変化を続けています。グローバル化が進み、日本の中でも、海外でも、多文化共生社会の実現は重要な課題です。異文化コミュニケーション研究科は、まさに、今、そこに必要な知識、実践を学ぶことができる研究科なのです。

育成する人物像

4領域の研究を通して、持続可能な未来に寄与する人材

持続可能な未来へ向けた異文化コミュニケーションの諸相は、近年ますます多岐にわたっています。海外はもとより、国内の企業、公的機関、教育機関、メディア、あるいは一般社会、地域のコミュニティにおいても、多様なコミュニケーションの現場があります。本研究科博士課程前期課程では、異文化コミュニケーション学の学際的な知見に基づき、さまざまな現場―実践の場―に貢献し、主体的に判断し行動することのできる人材、高度な職業人の育成をめざしています。本研究科の擁する4領域が求めるのは、「臨床の知」、すなわち実践を理論化し、理論を実践に向けて再構成する能力です。従って、博士課程後期課程においても、領域横断的な分析と思考、複眼的な視点をもち、さらに現場の豊かな経験をふまえた新しい知を発展させていける「行動する研究者」を養成していきます。

異文化コミュニケーション専攻

従来の学問的な枠組みにとらわれないアプローチの実践

「言語コミュニケーション」
「通訳翻訳コミュニケーション」
「異文化コミュニケーション」
「サステナビリティ・コミュニケーション」
これら4領域を核として、従来の学問的枠組みにとらわれないアプローチを試みる点に、他に例のない特長があります。

他領域の科目履修が可能

専攻内の4領域(「言語コミュニケーション」、「通訳翻訳コミュニケーション」、「異文化コミュニケーション」、「サステナビリティ・コミュニケーション」)は有機的な関連を持っています。どの領域を選択しても他領域の科目を自由に履修できます。また、必要に応じて異なる領域の教員に指導を受けることも可能です。

本専攻では、複雑化する世界で生じる現実の諸問題に向き合い、領域横断的な分析と思考を展開することで、共生社会の実現と持続に寄与することのできる人材、異文化コミュニケーション学の学際的な知見に基づき、主体的に判断し、持続可能な未来を創っていくことのできる「行動する研究者」を育てます。

中学・高等学校の専修免許状の取得

本専攻では、中学校教諭専修免許状および高等学校教諭専修免許状の「英語」が取得できます。これからの日本に必要とされる「コミュニケーション力の育成」を目的とした英語教育について実質的に学べることや、グローバル化の中の英語の役割などについて学べることも、本専攻の特長の1つです。

大学院

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