現代心理学研究科は半世紀の歴史をもつ文学研究科心理学専攻を前身として、2006年4月に新座キャンパスに開設されました。特定の分野に偏らない広い領域の教育・研究を特色とした文学研究科心理学専攻の伝統をさらに発展させ、現代心理学研究科には、知覚、認知などの基礎心理学領域と社会、産業などの応用心理学領域の教育・研究を行う心理学専攻、(財)日本臨床心理士資格認定協会第1種指定大学院として、臨床心理士等の高度専門職業人の養成と臨床心理学の研究を行う臨床心理学専攻の2専攻が設置されています。所属教員は広範囲の研究領域から、 現代社会の心理学的問題に多角的にアプローチしており、多彩な授業科目と相まって、大学院学生の多様なニーズに応えることができます。2専攻が密接かつ有機的に連携をとることによって、新しい人間学、総合的心理科学の創出をめざしています。
また2008年4月より、機械映像の働きと身体性の意味を探究する、どこの大学院にもない斬新なコンセプトをもった映像身体学専攻を設置しました。映像身体学専攻は他の2専攻と連携しながら、新しい人間学と芸術的創造を追究します。
心理学専攻博士課程前期課程では、幅広い専門知識を持ち、科学的実証のための厳格な態度と技術を身につけ、多角的な視点から心理学の基礎的・応用的研究を遂行できる研究者、ならびに、研究機関や企業などで活躍できる人材の育成を、博士課程後期課程では、広い視野と深い学識を有し、心理学における学術研究水準を向上させうる教育者や研究者の育成をめざしています。
臨床心理学専攻博士課程前期課程は(財)日本臨床心理士資格認定協会第1種指定大学院であり、臨床心理学に限らず、基礎心理学、応用心理学の幅広い知識と実践力を備えた臨床心理士などの養成を、博士課程後期課程では高度な専門性を備えた臨床家や実践的研究者の養成をめざしています。なお、毎年10月に行われる臨床心理士資格試験における本専攻修了者の合格率は、例年90%以上です。
映像身体学専攻博士課程前期課程では、映像と身体をめぐる理論的探究、コンテンツ創造の将来を担うための高度な教養と制作・表現技法、それらを社会に実現するプロデュース能力を備えた人材の育成をめざしています。博士課程後期課程では、映像身体学についてさらに高度な知見を備えた専門家の養成をめざします。