経営学研究科
新しい経営環境を、斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力を備えた研究者および高度専門職業人を育成します
立教大学で経営学を研究する意義は何でしょうか?
それは、歴史と伝統に立脚した新しい経営学を研究するためです。立教大学の経営学研究科は設立して間もない新しい研究科です。しかし、立教大学における経営学の研究は、100年以上の歴史を持っています。このような歴史や伝統、そして、立教大学がもつ理念をベースとし、積極進取の精神で新しい時代にあった経営学を研究する、それが、立教大学の経営学研究科なのです。立教大学でなければ研究できない経営学がここにはあります。
- 人や社会との調和がとれた組織を探求する
企業はもちろんのこと、あらゆる組織は、社会からの期待に応えることができなければ、生き残っていくことはできません。そのためには、社会に貢献し、また、そこで働く人々に幸せをもたらす組織でなければなりません。そのような、新しい時代に求められる組織のあり方を模索します。
- 実務に役立つ経営学を構築する
経営学は、実際に社会で役立つ理論を追求する実学です。机上の空論ではなく、実務の現場で役に立つ経営学を構築します。また、単なる評論家ではなく、自ら理論を実践することができるリーダーシップを養成します。
- グローバルな視点、多様な視点から分析を行う
世界にはさまざまな人がいます。さまざまな考え方、価値観が存在します。異質であることを否定するのではなく、また、同化しようとするのでもなく、違うということを認めつつ、相互に尊重し合うことができれば、多様性の持つ積極的側面を享受することができます。グローバルな立場から多様性を尊重した視点で現象を分析します。
育成する人材像
- 企業活動にとってグローバル化は、もはや不可欠の前提となりました。経営学研究科は、グローバルに活躍できる高度専門職業人ならびに研究者を育成します。
- 企業の活動は、今日、ますます多様化し複雑なものとなりつつあります。そのため、個人が生涯にわたって自分のキャリアを形成していくためにはさまざまな知識と理論を必要とするようになりました。本研究科は学際的なアプローチによって、現代の企業で活躍できる知識と分析力を提供します。
- 多様化した今日の企業活動を研究するためには、伝統的な経営学のアプローチだけでは十分とはいえません。本研究科では、統計学・計量経済学のアプローチに加えて経営データの学際的な分析ができる研究者を育成することをめざします。マーケティング、人材マネジメントや戦略論の分野でも本研究科は新しいフレームワークを提示する研究者を育てることをめざします。
- 今日の企業は、ステークホルダーの影響力を抜きにしては語れません。本研究科では、企業を社会との関係性からみる研究者ならびに高度専門職業人を育成します。
経営学専攻
- マネジメント、マーケティング、アカウンティング&ファイナンスの3つの分野を中心に、グローバル時代にふさわしい専門知識を身につけ、世界を舞台にリーダーシップを発揮できる人材を育成します。
- 前期課程は、アカデミック・コースとプロフェッショナル・コースに分かれます。経営学専攻で開講される授業のほか、各人の英語力と希望に応じて、英語で展開されている国際経営学専攻の専門科目を履修することもできます。
(1)
アカデミック・コースは、後期課程と併せて5年一貫プログラムで博士学位の取得をめざすコースです。優れた研究者になるために必要となる基礎的な能力を、前期課程で徹底的に鍛えます。前期課程修了後、そのまま後期課程に進学することを前提にカリキュラムが組まれていますが、前期課程だけで修了することも可能です。
(2)プロフェッショナル・コースは、前期課程修了後、企業、行政機関、NPO・NGOなどにおいて、自分の専門を生かした高度職業人としてキャリアを築くことができる人材を育成するコースです。専門的な知識を身につけるだけでなく、その知識を実務にも応用できる力を養います。アカデミックなアプローチによる修士論文の作成ではなく、より実務に近いビジネス・ケースを執筆することで修士学位を取得することも可能です。
- 後期課程では、一人の大学院学生に正副2人の指導教授がついて徹底した個別指導を行います。この教育制度によって、最先端の専門知識と幅広い経営知識をもった優秀な研究者として独り立ちできる人材を育成します。なお、前期・後期の5年一貫プログラムを行っていますが、後期課程からの入学も可能です。
- 専門はマネジメント、マーケティング、アカウンティング&ファイナンスの3つの分野に分かれ、それぞれの分野において、博士課程前期課程あるいは後期課程にふさわしい高度な能力・知識の習得をめざします。
(1)マネジメント分野では、人や社会と調和のとれた組織マネジメントを考える上で必要な科目を提供しています。具体的には、経営管理論、経営組織論、組織行動論、社会組織論、企業倫理論、経営戦略論、技術戦略論などの科目を提供しています。
(2)マーケティング分野では、市場と競争に関わる研究を進める上で必要とされる科目を提供しています。具体的にはマーケティング戦略、流通システム、 経営情報論、統計分析などの科目群です。講義科目を通じてマーケティング研究に必要とされる調査、分析方法、戦略的発想法などを身につけます。
(3)アカウンティング&ファイナンス分野では、企業経営における財務および会計上の専門的な能力・知識を習得するために必要な科目を提供しています。具体的には、財務会計論、金融経済論、ファイナンシャル・マネジメントなどの科目を提供しています。
国際経営学専攻 [2011年4月開設]
- 国際経営分野の高度な専門性、グローバルな視野と能力、リーダーシップ力を備えた人材の育成。
- ダブルディグリープログラムの導入:2年間で本学の国際経営学修士と海外の提携校の経営学修士を同時に取得可能。
- アジアにおける企業戦略の今後の課題と展望を探るカリキュラム。
- 全科目を英語で開講。
- ビジネスプロポーザルの立案を通して各経営分野を総合的に学ぶ。
- 少人数教育のもと、海外からの留学生とともに徹底したディスカッションを実現するとともにケースメソッド教授法を徹底的に導入。