保護者の皆様へ
文学部長のあいさつ


文学部長 栗田 和明

立教大学文学部にお子様、あるいはご関係の方々をおくっていただきありがとうございます。

立教大学では「専門性ある教養人」の育成を目指していますが、文学部は他の学部とともにその重要な部分を担っています。文学部では真の意味での教養を人文科学の諸分野(哲学、歴史学、文学)から掘り下げています。真の意味での教養とは、皮相な知識を蓄えたり、一時的な競争に利する方途を獲得することではなく、人間を理解し共感する力をつけることでしょう。眼前の一人の人に対して共感しその人間をリアルに感受できる力は、私たちにとってもっとも基本的であり、重要なものです。眼前でなくても、テキスト上の一人、地球の反対側に住む一人に対しても同じ力を涵養していきたいと思います。これらの力が欠けたままインターネットからの情報をそろえても、数値に表れた社会の動向を論じても、種々の資格で身を飾っても、人間を知り社会を理解する基盤があやういと言わざるをえません。

文学部はキリスト教学科、文学科、史学科、教育学科の4学科と8専修(英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、文芸・思想専修、世界史学専修、日本史学専修、超域文化学専修)2専攻(教育学専攻、初等教育専攻)から構成されています。各学科・専修・専攻の目指しているものには独自性があるものの、人間を理解しようとする姿勢は共通しています。人間を理解する力は、一時的な時流に流されない普遍的な力であり、どの地域や時代にも通じるものでしょう。この普遍性がある能力を鍛えた人間は、かえって時代の変化にも柔軟に適応でき、深い人生を歩む事ができると確信しています。

文学部で扱う素材は文字通り古今東西にわたっています。たとえば、旧約聖書から現代のサブカルチャーまで、西欧の伝統にのった審美観からこれにインパクトを与えたアフリカの現代美術まで、南米での独自の文化発展と植民地支配の経験、おおきな影響力をもつグローバリゼーション下での人間の成長、などです。これらに登場するそれぞれの人間に私たちは想いをはせていくのです。文学部で話題にする事象は広大ですが、私たちは学科や専修の垣根を低くして所属学科・専修以外の授業にも触れる機会を確保しています。多様な授業から学生諸氏が大いに刺激を受けることを期待しています。

文学部は最良の教員・スタッフとカリキュラムを用意しており、学修の実をあげることができる組織であると私たちは自負しています。人間を理解する力量をもった学生諸氏が文学部から澎湃と育って、近い将来に私たちが仰ぎ見るようになって欲しいと念願しています。

文学部のホームページはこちら

大学概要

組織案内

チャペル

教育懇談会

ページの先頭へ戻る

立教学院デザインガイド モバイルサイト
池袋キャンパス(広報課)
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
TEL:03-3985-2202
新座キャンパス(新座キャンパス事務部)
〒352-8558 埼玉県新座市北野1-2-26
Copyright © Rikkyo University. All Rights Reserved.