池袋キャンパス本館(1号館/モリス館)の耐震補強・改修工事を2011年6月初旬から開始しました。計画の詳細内容についてお知らせします。
本館をはじめとするレンガ造建物(その他に立教学院諸聖徒礼拝堂・図書館旧館・2号館・3号館・第一食堂)は、歴史的建造物として東京都より選定されています。本館以外の建物はすでに耐震対策が講じられておりますが、特に景観・外観の維持について配慮して整備を進めてきました。
本館についても同様に外観を変更することなく(一部スロ-プおよび庇設置)、耐震補強を実施します。また内装については、現在の授業に対応できる教室・演習室として整備を行います。これまでと同様に、歴史的建造物としての価値を維持し、整備を行います。
新築建物と同様の耐震性能(※)を目標に整備を進めます。
※耐震強度は中規模の地震(震度5弱程度)に対してほぼ無災害で、予想される最大規模地震動(関東大震災程度)に対して建物全体に著しい耐力低下がなく、補修により再利用可能なレベル。
建物内部の間仕切り壁数か所を、耐震性能のある壁(内部に鉄骨ブレースを設置する)とし、建物全体としての耐震性能を確保します。


2階平面図

1階平面図

断面図
改修後の用途は、改修前と同様1階・2階とも教室および演習室とします。全教室はAV機器やLAN設備を整備しマルチメディア対応を図るとともに、空調設備や照明設備も更新します。
内装は、耐震補強の鉄骨ブレースや諸設備を壁および天井内に収め、これまでの本館の天井の高さや、シンプルなデザインを踏襲したデザインとします。
その他、建物内部にはエレベーターや多目的トイレ、南側東西の出入口にはスロープ、自動ドアおよび庇を設置し、バリアフリー化を目指します。庇やスロープの設置以外に外観の意匠変更はありません。レンガやツタはいずれも今の姿のまま残します。

2階平面図

1階平面図


2011年6月6日(月)~2012年3月末
※工事期間中、本館の使用および出入りはできません。
現在設置されている仮囲い周囲には、下図に示す通行制限があります。その他には、本館の周囲を含め通行制限はありません。仮囲いは2012年1月末までに撤去する予定です。
工事期間中は、近接する諸室および建物に騒音・振動が発生しご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。

A:工事車両などの横断時のみ、学生・教職員の通行制限を行います。
B:授業時間帯のみ、学生・教職員の通行制限を行います。
| 設計・監理 | 株式会社日本設計 |
| 施工 | 清水建設株式会社 |