文学部 学位授与方針

教育目的

世界の多様な文学・言語・文化・歴史・思想・教育に関するテキストや人に触れることを通じて、幅広い人文的教養と深い人間理解に裏打ちされた主体的な批評精神をもって社会に貢献できる人を育てる。

学習成果

「学士(文学)」を授与される学生は、以下のような能力を有する。

  1. キリスト教精神に裏打ちされた人文学の発想を幅広く深く身につけること
  2. テキストを正確に読解できること
  3. テキストについての自らの解釈を説得的かつ論理的に口頭ならびに文章で表現できること
  4. 複数のテキストや事象にわたる主題について首尾一貫してその細部を分析しさらにそれを総合する思考力を持つこと
  5. 他者を理解するための柔軟かつ粘り強い思考力を持つこと

以上に加えて、各学科・専修ごとにそれぞれの教育目標を記せば、

  1. キリスト教学科ではキリスト教の歴史と文化について広く深い理解を持ち、宗教と社会の関連性を洞察できる能力を身につけることを目標とする。
  2. 文学科は、言葉による人類の遺産を知り、文化創造の源に参加する。
    • 英米文学専修では英語および英米文学・文化について広く深い理解を持つ。
    • ドイツ文学専修ではドイツ語およびドイツ語圏の文学・文化について広く深い理解を持つ。
    • フランス文学専修ではフランス語およびフランス語圏の文学・文化について広く深い理解を持つ。
    • 日本文学専修では古今の日本語および日本文学・文化について広く深い理解を持つ。
    • 文芸・思想専修では言語表現力に広く深い理解を持ち、哲学的思考を行い、それを論理的あるいは文芸的形式をもって表現できる。
  3. 史学科は、過去を知り未来を志向するなかで、総合的な人間理解に達することを目標とする。
    • 日本史学専修では日本に関する史料に基づく歴史研究の手法および発想が身に付く。
    • 世界史学専修では大陸世界と海域世界の史料に基づく歴史研究の手法および発想が身につく。
    • 超域文化学専修では複合社会文化論、文化人類学、アメリカ社会史、地域研究論、文化環境学の研究手法および発想が身につく。
  4. 教育学科では、教育学および教育事象について広く深い理解を持ち、研究方法と発想 が身につく、とりわけ、教育学科教育学専攻課程では教育学の方法論について理解し、 基礎的な研究方法と思考のしかたが身についていること、教育学科初等教育課程では 教育学について深い理解を持ち、小学校教員としての知識と技能を身につけることを 目標とする。

学習環境

上記のような学習成果をもたらすために、以下のような学習環境を提供する。

正課

文学部では、学生の自主性・主体性を重視し、教員とともに学問に取り組み、自ら問題を発見してそれを解決する経験を積ませ、その能力を育てることをカリキュラム作成の基本精神としている。

  1. 広く複合的学問体験を持たせ、各自の学問的関心を喚起し、その知的主体性を涵養するために、文学部は正課において以下の工夫を行っている。
  2. 入試を学科ごとあるいは専修ごと(史学科を除く)に行うことによって、入学時から学生の学問的関心を明確化させ出発点の基盤を自覚させる。
  3. その上に、全学科・専修共通の「基幹科目」を独自の科目群として設定すると同時に、すべての学科・専修の講義科目を文学部学生全体に受講可能な体制を取っている。
  4. 「基幹科目」の「合同講義」では複数教員担当による複合授業も展開されている。他学部科目や大学院科目も所属学科・専修の承認があれば一定範囲内で卒業要件に組み入れることができる。
  5. そして、4年間の幅広い一方で各自の関心によって特化され深化された学習に基づき、出発点からの学習軌跡によって必然性が認められれば、最終成果としての卒業論文・制作は所属学科・専修以外の専任教員の指導を受けることができるようにしている。
  6. 通常の学生指導はオフィスアワーをはじめ、1年次から4年次まで毎学年履修可能な演習科目群、特定の教員の指導の下に自主研究で単位取得を目指す「フィールドワーク」科目群、教員研究室近くに設けられた学生の自由研究スペースなどの設置により多彩に行われており、学生教員間の距離が限りなく小さく、顔の見えるコミュニケーション頻度の高い教育が展開されている。
  7. 卒業後の将来や自らの人文学と社会との関係を見つめさせ人文学的教養を持って社会的貢献する方法を考えさせる「職業と人文学」を2年次必修で課し、3年次・4年次には「インターシップ」科目を選択できるように用意し、学生たちの学習と実生活とのつながりをも主体的に自ら構築させるよう促している。

正課外

文学部は正課外活動に関しては学生の自主性に任せているが、伝統的に学生をよく把握しており、正課外での学生との接触機会が多いのが特色である。

  1. 文学部主催の各種講演会、シンポジウム、そのほかの催し物は年間10件以上行われており、かなりの頻度で学生たちに学外の高い学問・文化に接する機会を提供している。
  2. また、文学部教員が引率する学外行事も数多く開催され、ゼミ合宿などの国内での研究・研修ツアーや海外での語学研修あるいは発掘・見学などの学習ツアーも多くの参加学生を得て実施されている。
  3. 海外留学の機会も多く提供されており、協定校留学では留学先の授業料が免除される。それ以外の海外大学に留学する学生にも独自の奨学金を与えるなどして、学生の海外体験を促進している。
  4. さらに、学内での学生部を始め各部局が主催する多様な学生参加プログラムには積極的に参加するよう促しており、多様な経験を積ませている。その中には学内でのボランティア活動、大学が所属する地域貢献のための活動や、地方や海外での多様なボランティア活動がある。
  5. 文学部教員の多くが学生の組織する体育会運動部や文化系研究会・サークルの部長・顧問を務めており、文学部教員は他学部学生を含めて日ごろから正課外においても学生と接する機会が多い。

全学共通カリキュラムの教育目的、学習成果、学習環境

理念

教育目的と三方針

学位授与の方針

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