「人間とは何か」という古くからの根本問題を、心、身体、映像に関するさまざまな学問を通して、サイエンス、フィロソフィ、アートが融合した、現代世界にふさわしい方法で探求できる人材を育成します。
必修科目である「現代心理学入門」と多彩な選択科目群を通じて、「心」「身体」「映像」の3つの視点から、「人間とは何か」という問題へのアプローチに有効な基礎的概念と思考方法を総合的に学びます。さらに、大学全体で展開している「全学共通カリキュラム」の外国語科目により、外国語の実践的な運用能力を身につけ、総合科目により、専門性の支えとなるこの時代の教養を磨きます。
1年次に設置された「心理学概説」と「統計法」により、その後の専門的心理学教育に必要な幅広い基礎知識とデータ処理技術の基本を学びます。2年次には「実験調査実習」により、心理学の方法の根幹をなす実験、観察、調査、テストなどを実習形式で体験的に学びます。また「心理学文献講読」を通して、心理学の学習や研究に必要な英語論文の読解力を養います。3年次からは「心理学研究法」という科目群を履修して、高度な研究技法を身につけます。3年次にはまた専門分野ごとに演習科目があり、自らの興味にしたがって、さらに進んだ心理学を学び、研究します。そしてこれらの集大成として、4年次に「卒業論文指導演習」で丹念な指導を受けながら、独自の研究を行い、卒業論文をまとめます。以上のほか、「デザイン心理学」や「犯罪心理学」といった、現代の先端的な研究について集中的に講義する、さまざまな選択科目が展開されており、現代心理学を幅広く学ぶことができます。
1年次に設置された必修科目「入門演習」により、大学で学ぶために不可欠なスキルをはじめ、映像と身体をめぐる思考と表現について基本的な考え方や基礎的な知識を幅広く修得し、併せて各自の問題関心を培います。2年次前期に選択履修する「基礎演習」により、3・4年次の専門演習の前提となる発想、知識、技能、態度などを修得します。3年次からは、1・2年次までの準備的・基礎的な学習を踏まえてさらに深く探究する選択科目「専門演習」の1つまたは複数のクラスを履修することができます。「専門演習」では、各クラス独自のプログラムで2年間継続的かつ系統的な指導を受け、その成果を卒業論文または卒業制作に結実させることを目標とします。以上と並行して、「身体社会論」、「映像社会論」など、科目によって1年次後期から選択履修できる多様な専門科目が展開されており、映像と身体、そして両者の関係について広く深く学ぶことができます。
本学部の教育目的に賛同し、以下のような知識・技能・態度・体験を有する学生を求めています。
高等学校を卒業するのに必要な単位を修得済みか、修得する見込みであることが必要です。
入学のために特別な技能は必要ありません。しかし、本学部の多くの授業ではコンピュータを使用することになるので、コンピュータの基本的な操作は習得しておいた方がよいでしょう。
「心」「身体」「映像」に関する学問や実践に強い関心を持ち、専門的に探求する志を有していることが必要です。
入学のために特別な体験は必要ありません。「心」や「身体」、あるいは「映像」の不思議さに興味を引かれ、その不思議さを掘り下げて考えてみたり、あるいは自ら色々な方法で調べたり実践を通して考えたりした経験などがあれば望ましいと言えるでしょう。
指定校推薦と関係校推薦による入学者には、学部専任教員が作成した、入学後の学習に役立つと思われる推薦図書のリストを送付し、入学前の学習を促しています。また、関係校推薦、指定校推薦、アスリート選抜入試、自由選抜入試による入学者にはREO(Rikkyo English Online)を使った英語の自主学習の機会を提供しています。