立教関係者の著作紹介
(2015年度下半期)大学紹介

各種データ 立教関係者の著作紹介

立教大学関係者(教職員・校友・名誉教授)の著作をご紹介します。
※関連リンク先は、時間の経過とともに変更・消去されることがあります。ご了承ください。

立教関係者の著作情報をお寄せください。
立教大学関係者(教職員・校友・名誉教授)の方々の著作の情報がありましたら
こちら(koho@rikkyo.ac.jp)までお寄せください。よろしくお願いいたします。

2015年度【2016年3月】

満洲航空 空のシルクロードの夢を追った永淵三郎
著者:杉山 徳太郎(法学部卒業)三郎
出版社:論創社
出版年:2016年3月発行
価格:3,500円+税
内容:昭和初期、欧亜を航空機で連絡しようとする遠大な計画があった。企画したのは満洲航空の永淵三郎と、ルフトハンザ社のガブレンツ男爵。敗戦によりこの夢は挫折したが、戦後永淵の多くの部下が活躍し、今日の民間航空業界繁栄の一翼を担った。戦前から戦中にかけ「永淵構想」を実現させるべく汗を流した男たちの冒険譚。

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ベーリング海峡周辺における先史エスキモーの回転式銛頭
著者:山浦 清(名誉教授)
出版社:北海道出版企画センター
出版年:2016年3月発行
価格:9,000円+税
内容:ベーリング海域峡両岸エスキモー遺跡出土の多数・多様な銛頭に関する詳細な形式学的分析によ り、如何にして海獣狩猟文化が成立・展開したが、本書おいて明確に跡付けられたとされよう。

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アンバランス
著者:加藤 千恵(文学部日本文学科卒業)
出版社:文藝春秋
出版年:2016年3月発行
価格:1,350円+税
内容:セックスなんて、しなくても生きていけるはずだった 日奈子に突然つきつけられた夫の不倫写真。しかし、夫は性的不能のはずだった。夫の衝撃的な告白で崩れていく幸せな生活。そして、日奈子が気付いた自分の本当の気持ちとは……やるせない心情を繊細に生々しく描き出す長篇小説。

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轟音の残響から-震災・原発と演劇
編者:新野 守広(異文化コミュニケーション学部教授)【共編】
出版社:晩成書房
出版年:2016年3月発行
価格:2,800円+税
内容:本書は、震災と原発事故後の演劇人の活動を国際演劇評論家協会(AICT)日本センターの会員の活動をもとに振り返り、絶たれた日常をつなぎ、演劇の意義を再確認するために公刊された。第1部「2011年 震災直後から」には、東北の演劇人を招いて同年に開催された公開フォーラムやシンポジウムを中心に、当時の切迫した雰囲気を感じさせるインタビューや取材記事を集めた。その冒頭に置かれたAICT日本センターのメッセージ(起草 西堂行人)は、震災と原発事故に揺れる日本社会に向けて演劇の可能性をいち早く表明した文章である。第2部「2012年 1年後」には、12年に行われた座談会や論考を集めた。地域やジャンルを超えて、表現の現場で模索が続く様子を振り返ることができる。第3部「2016年 5年が過ぎて」では、各地に在住する著者に、5年の年月を振り返りながら、現在の立ち位置を再確認する文章を書き下ろしていただいた。巻末には、仙台を拠点に活動するTheatre Group"OCT/PASS"(オクトパス)を主宰してきた石川裕人の戯曲『方丈の海』を掲載した。
新野守広「刊行にあたって」より

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メジャーの流儀 イチローのヒット1本が615万円もする理由
著者:古内 義明(法学部法学科卒業)
出版社:大和書房
出版年:2016年3月発行
価格:1,500円+税
内容:優秀な日本人プレーヤーが毎年のようにMLBへと流出するメジャーリーグ界。その魅力、巨額マネーが飛び交うビジネスの背景を見る。

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文化ツーリズム学 よくわかる観光学 3
著者・編者:松村 公明(観光学部教授)【共編著】
出版社:朝倉書店
出版年:2016年3月発行
価格:2,800円+税
内容:地域における文化資源の保全と適正利用の観点から、文化ツーリズムを体系的に解説。

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思想史としての現代日本
編者:五十嵐 暁郎(名誉教授)【共編】
出版社:岩波書店
出版年:2016年3月発行
価格:3,500円+税
内容:冷戦の終結と新自由主義の席捲によって、歴史への関心と想像力が干上がってしまった日本社会。本書は、この状況に危機感を抱いた日米の研究者たちが、80年代以降の「日本の現在」をさまざまな角度と時間幅で「思想史する」ことによって、未来への想像力を取り戻そうとする試みである。

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アイスランド・グリーランド・北極を知るための65章
著者・編者:小澤 実(文学部准教授)【共編著】、執筆者:成川 岳大(文学部兼任講師)【分担執筆】
出版社:明石書店
出版年:2016年3月発行
価格:2,000円+税
内容:北大西洋北縁の世界は、今でこそメディアに登場するようになったものの、その全体像はまだあまり知られていない。自然環境や神話といったお馴染みのテーマはもちろん、歴史、社会事情、日本との関わりにいたるまで様々な面を網羅した画期的な「極北」案内。

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新コモンズ論—幸せなコミュニティをつくる八つの実践—
執筆者:大和田 順子(21世紀社会デザイン研究科兼任講師)、菊池 宏子(コミュニティ福祉学部兼任講師)【分担執筆】
出版社:中央大学出版部
出版年:2016年3月発行
価格:2,500円+税
内容:本書は従来の「コモンズ枯渇論」や「コモンズ管理論」と一線を画した内容である。まず、コモンズがフリーライダーの存在で脅かされる「コモンズの悲劇」という議論や、私有対公有という二項対立の図式でコモンズの管理のあり方を問うものもではない。むしろ、コモンズの「拡充・創造」あるいはコモンズ活用の「社会実験」に関与する執筆者が世に問う「新しいコモンズ創造」の実践テキストである。執筆者が関与した実践を通して獲得した「知恵や教訓」を本書の各章にちりばめて「新・コモンズ」というキーワードで世に問う野心作である。実効性ある提言が研究者や行政マンなどには必見!

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香港を知るための60章
著者・編者:倉田 徹(法学部准教授)【共編著】
出版社:明石書店
出版年:2016年3月発行
価格:2,000円+税
内容:中国南部の普通の農漁村から、150年あまりのイギリス統治を経て、アジアを代表するグローバル都市となった香港。本書は、歴史、文化、言語、政治、経済、社会など、あらゆる側面を切り取り、総合的に其の魅力を余すところなく解説する最良の香港紹介書。

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完訳・エリア随筆 Ⅲ
翻訳者:藤巻 明(文学部准教授)【共訳】
出版社:国書刊行会
出版年:2016年3月発行
価格:2,400円+税
内容:古今東西におけるエッセー文学の最高峰。第3巻は、定年サラリーマンの悲哀を綴った名品「恩給取り」ほか、「貧しい親類」「書物と読書に関する断想」「真の天才の正気なること」「上品な文体」「回復期の病人」等15編を収録。

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北西ユーラシアの歴史空間-前近代ロシアと周辺世界
著者・編者:小澤 実(文学部准教授)【共編著】
出版社:北海道大学出版会
出版年:2016年3月発行
価格:3,600円+税
内容:前近代ロシア世界を、西アジア・地中海世界、中央ユーラシア、スカンディナヴィアなどの史料を通して論ずる意欲的試み。史料論としての立場から、新しい多様で豊かな北西ユーラシ史像を描き出す。

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法学入門
著者:早川 吉尚(法学部教授)
出版社:有斐閣ストゥディア
出版年:2016年3月発行
価格:1,944円(税込)
内容:なぜ法学を学ぶのか。法学は役に立つのか。そんな率直な疑問にあらゆる角度から答える。条文なしで法解釈をしてみたり、条文の構造を丁寧に分析しあてはめを行ったり、「法学」を体験できる1冊。法学部1年生向けにも教養科目の法学向けにも最適な教科書。

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世界のかっこいい鳥
著者:上田 恵介(兼任講師)【共著】
出版社:パイインターナショナル
出版年:2016年3月発行
価格:1,800円+税
内容:鷲や鷹、ワシミミズクなどの猛禽類をはじめ、ハシビロコウなどの鳥類を、美しい山脈など、ダイナミックな自然とともに紹介します。勇猛な鳥たちの、気高く雄大な姿をお楽しみください。

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会社法
著者:髙橋 美加(法学部教授)【共著】
出版社:弘文堂
出版年:2016年3月発行
価格:2,800円+税
内容:平成26年改正施行後の状況等、最新の情報を盛り込み、分かり易く解説した会社法テキストの新スタンダードです!全体を通じて、「法文がなぜそのように規定されているのか」に重きを置いた丁寧な解説とそれを補う図表等も多数使用した好著。本書では本文の他、「コラム」と「条文ガイド」欄を設けています。本文は従来の判例・学説の流れにしたがった初学者でも抵抗なく読める記述を心がけ、「コラム」はやや発展的な内容を、「条文ガイド」は会社法特有の読みにくい条文等につき、その構造を解説・図示したものです。4人の気鋭の若手研究者が、議論に議論を重ねた末、その粋を集めた傑作新テキストの誕生です!

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復興支援ってなんだろう?
著者:立教大学コミュニティ福祉学部東日本大震災復興支援推進室
出版社:本の泉社
出版年:2016年3月発行
価格:1,500円+税
内容:私たちの活動は、何か特別な専門的技術をもって、「支援する⇔支援される」「ボランティアする⇔ボランティアしてもらう」という「向かい合う」関係ではありません。同じところ、同じ人たちを、回数を重ねて訪ねることで、自然に信頼関係が築かれ、その結果として、「交流」を重ねてきたに過ぎません。(「おわりに」より)

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コンピュータ基礎と応用(改訂2版)-学生生活と就活に必要なICT能力-
著者:齊藤 豊(経済学研究科博士課程前期課程修了)
出版社:日本教育訓練センター
出版年:2016年3月発行
価格:1,900円+税
内容:大妻女子大学比較人間学部・人間関係学部で用いられている教科書。大学の設備がMicrosoftOffice2013に変更されたことに合わせ大幅改訂。「コンピュータA」「コンピュータB」「コンピュータ応用」で学ぶ内容だけでなく、専門科目やゼミで使用するコンピュータ関連のテクニックも解説。

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流動する移民社会 環太平洋地域を巡る人びと
著者:栗田 和明(文学部教授)
出版社:昭和堂
出版年:2016年3月発行
価格:3,800円+税
内容:政策でも学術研究でも重要なテーマであり続けてきた移民社会。近年は中国のプレゼンスの増大や通信機器の発達、航空運賃の低下などから、移民の背景が多様化、従来の枠組みを超えて現場は刻一刻と変化している。その最新の動向を分析。

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クロイツァーの肖像~日本の音楽界を育てたピアニスト~
著者:萩谷 由喜子(経済学部経済学科卒業)
出版社:ヤマハミュージックメディア出版部
出版年:2016年3月発行
価格:2,200円+税
内容:ロシア革命、ユダヤ人への迫害……二度の祖国喪失の末、彼が日本で出会ったものとは。偉大なピアニストにして指揮者・音楽学者・作曲家でもあったレオニード・クロイツァーが現代の日本に残した足跡とその音楽的遺産をたどる。

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トーマス・マン日記 1918-1921
著者:前田 良三(文学部教授)【共訳】
出版社:紀伊國屋書店
出版年:2016年3月発行
価格:17,000円+税
内容:マンは生前、幾たびか自らの「古い日記」を焼却炉で焼いている。残されたのは1933年から1955年までの日記(刊行済みの9巻に所収)と、1918年から1921年までの日記のみ。おそらくは『ファウストゥス博士』執筆のために利用しようとして取りのけられ、奇跡的に「後世のために救われた」、第一次世界大戦前後の貴重な4年の記録。

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唯識の思想
著者:横山 紘一(立教セカンドステージ大学兼任講師)
出版社:講談社学術文庫
出版年:2016年3月発行
価格:980円+税
内容:科学・哲学・宗教の三面をあわせもつ普遍的仏教思想、唯識。「生かされて生きること」を智る大乗仏教の根本思想は、八種の識が世界を生み出し、感情や思いや言葉は深層の心から表層に現れると説く。不可思議にして深淵な心の構造を観察・分析し、そのありようを解き明かす唯識とは何か。この古くて新しい思想の世界へといざなう、最良の唯識入門書。

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沖縄戦と孤児院 戦場の子どもたち
著者:浅井 春夫(コミュニティ福祉学部教授)
出版社:吉川弘文館
出版年:2016年3月発行
価格:2,200円+税
内容:全住民を巻き込んだ沖縄戦で、多くの子どもたちが家族を失い孤児となった。彼らが収容された米軍統治下の孤児院とはどのような施設だったのか。苦しい食料事情、感染症の蔓延、衰弱死など孤児たちが直面した現実をはじめて解明。占領・統治政策の本質と孤児院運営との関係に触れ、沖縄戦研究における空白となっているテーマに鋭く迫る意欲作。

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環境法講義(第2版)
著者:髙橋 信隆(法学部教授)
出版社:信山社
出版年:2016年3月発行
価格:3,900円+税
内容:環境問題を法的な視野から、広くかつ柔軟に捉えるために必読の書。政策と法の結びつきを意識し、また、環境保全手法を一体的に把握できる環境法に関する総合テキスト。充実のコラム欄に加え、判例や資料も豊富で、広い視野から「自ら考える」ための法的視野を養う、初学者から実務家まで有用の書。本書第2版では、「地球環境問題をめぐる法政策」を解説した新しい章を追加して、益々充実!

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世界文学への招待
著者:小野 正嗣(文学部准教授)
出版社:放送大学教育振興会
出版年:2016年3月発行
価格:2,900円+税
内容:放送大学教材

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New Insights in the History of Interpreting (Benjamins Translation Library)(英語)
著者:武田 珂代子(異文化コミュニケーション学部教授) 【共著】
出版社:John Benjamins Pub Co
出版年:2016年3月発行
価格:18,397円(税込)
内容:Who mediated intercultural exchanges in 9th-century East Asia or in early voyages to the Americas? Did the Soviets or the Americans invent simultaneous interpreting equipment? How did the US government train its first Chinese interpreters? Why is it that Taiwanese interpreters were executed for Japanese war crimes? Bringing together papers from an international symposium held at Rikkyo University in 2014 along with two select pieces, this volume pursues such questions in an eclectic exploration of the practice of interpreting, the recruitment of interpreters, and the challenges interpreters have faced in diplomacy, colonization, religion, war, and occupation. It also introduces innovative use of photography, artifacts, personal journals, and fiction as tools for the historical study of interpreters and interpreting. Targeted at practitioners, scholars, and students of interpreting, translation, and history, the new insights presented in the ten original articles aim to spark discussion and research on the vital roles interpreters have played in intercultural communication through history.

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おとなの基礎英語 海外旅行が楽しくなる英会話フレーズ100
著者:松本 茂(経営学部教授)
出版社:NHK出版
出版年:2016年3月発行
価格:1,500円+税
内容:NHK『おとなの基礎英語』2015年度放送の、サイパン編・マレーシア編・シンガポール編を収載。海外旅行で必須の“おとな”フレーズが、中学校レベルの易しい英語でマスターできる。この100フレーズさえ覚えておけば、海外旅行でもう困らない! 「旅先で使えるシーン別さくいん」付き。

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おとなの基礎英語 Season4
監修者:松本 茂(経営学部教授)
出版社:主婦の友社
出版年:2016年3月発行
価格:1,900円+税
内容:海外旅行で役立つフレーズが、ドラマ仕立てで楽しく学べる NHKの人気番組「おとなの基礎英語」Season4 ミニドラマ全100話収録DVDつき!

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行政学 <第2版>
著者:外山 公美(コミュニティ福祉学部教授)
出版社:弘文堂
出版年:2016年3月発行
価格:2,600円+税
内容:本書は、理論と実務の双方向からの考察を特質としている。
理論編では、行政学の基礎理論を初学者にも理解できるように解説している。実践編では、現代の行政上の諸問題について考察している。
各章末には、読者の公務員試験対策に役立つように択一問題と論述問題を掲載した。すべて国家公務員試験および地方公務員試験に実際に出題されたものを参考に作成している。

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地方財政・公会計制度の国際比較
著者:関口 智(経済学部教授)
出版社:日本経済評論社
出版年:2016年3月発行
価格:5,400円+税
内容:米・独・スウェーデン・英の州・地方政府と公共交通を対象に、予算と公会計制度の関係を分析。各国の予算・決算、政府間関係、業績評価、監査等の仕組みを明らかにし、財政統制はいかにあるべきかを問う。

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2015年度【2016年2月】

遺伝子から探る生物進化3 植物の世代交代制御因子の発見
著者:榊原 恵子(理学部生命理学科准教授)
出版社:慶應義塾大学出版会
出版年:2016年2月発行
価格:2,200円+税
内容:1980年代以降分子発生遺伝学が進展するなか、発生進化学が誕生した。本書では、著者が植物の発生進化を志すようになった経緯と、発生進化研究者の目標となった象徴的な研究について紹介する。

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21世紀の消費 無謀、絶望、そして希望
著者:間々田 孝夫(社会学部教授)
出版社:ミネルヴァ書房
出版年:2016年2月発行
価格:4,500円+税
内容:本書では、まず前半で消費の多様なあり方を四つに分けて論じる。20世紀には、大量消費と機械化を追求する「第一の消費」、自己顕示や商品の差異を求める「第二の消費」が広がったが、20世紀末からは文化を通じた幸福と社会的配慮による安定を目指す「第三の消費」が台頭し、また消費を抑える「ゼロの消費」も復活したことが示される。後半では、これらの相互関係を分析するとともに、文化的で人と自然にやさしい第三の消費が活性化している状況を確認しつつ、新しい消費のとらえ方を提案する。著者の消費文化研究40年の集大成にして、20世紀の消費社会研究を刷新する歴史的大著。

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新約聖書解釈の手引き
著者:廣石 望(文学部教授)【共著】
出版社:日本キリスト教団出版局
出版年:2016年2月発行
価格:3,456円(税込)
内容:聖書は、汲めどもつきぬ恵みを湛えている。それゆえ聖書学者は、聖書を読むための多様な方法を提案してきた。初学者向けにその各種の方法を概説すると共に、それを用いて聖書を読むと「何がわかるか」を紹介。「新約聖書をさらに深く読みたい」と願う人の必携書。

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死者の復活 神学的・科学的論考集
翻訳者:小河 陽(名誉教授)
出版社:日本キリスト教団出版局
出版年:2016年2月発行
価格:6,048円(税込)
内容:キリスト教信仰の根幹である「死者の復活」。神学、宗教学、自然科学、工学など、多彩な学問領域の研究者18名が考究。科学が予告する宇宙の終末と神学的終末論の関係、体の復活の可能性、「同一人格の復活」の定義など、キリスト教神学と自然科学とを対話させる創造的相互交流。

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バングラデシュ農村にみる外国援助と社会開発
著者:鈴木 弥生(コミュニティ福祉学部教授)
出版社:日本評論社
出版年:2016年2月発行
価格:5,500円+税
内容:現地調査と先行研究の検討を基に、クミッラ県で実施されてきた日米主導の援助が貧困下の農村居住者の生活に及ぼした影響を検証。

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小泉純一郎独白
著者:常井 健一(コミュニティ福祉学部コミュニティ福祉学科卒)
出版社:文藝春秋
出版年:2016年2月発行
価格:1,000円+税
内容:これまで誰も挑もうとしなかった本人取材が実現! 小泉親子の機微を知るノンフィクションライター・常井健一による闊達にして入念、時に抱腹絶倒のインタビューと、3か月間にわたる渾身の密着ルポから炙り出される人脈と知恵、「最終決戦」の戦略から〈小泉純一郎のいま〉がわかる。

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The Sound of Literature: Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale
著者:菊池 清明(文学部教授)
出版社:春風社
出版年:2016年2月発行
価格:7,500円+税
内容:古英語から中英語の転換期(12~13世紀)に書かれたとされる中英語の詩『梟とナイチンゲール』。
その修辞法の特徴や世俗主義的な態度を考察。英語史上・英文学史上における重要性を明らかにする。
※本文英語

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プロジェクトの失敗はだれのせい?~紛争解決特別法務室“トッポ—”中林麻衣の事件簿
著者:細川 義洋(経済学部経済学科卒)
出版社:技術評論社
出版年:2016年2月発行
価格:1,680円+税
内容:納期遅延、コストオーバー、機能や品質の不全で訴訟にまで発展 ——そんな紛争の処理を担う特別法務部、通称“トッポ—”の部員である中林麻衣が数多くの問題にあたるなかで目の当たりにするプロジェクト失敗の本質、そして成功の極意とは?東京地方裁判所で民事調停委員・IT専門委員を務め、数多くの紛争を見てきた著者だからこそ書けた、かつてないプロジェクト小説!

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子どもたちは教室で何を学ぶのか 教育実践論から学習実践論へ
著者:石黒 広昭(文学部教授)
出版社:東京大学出版会
出版年:2016年2月発行
価格:3,672円(税込)
内容:「小1のカベ」とは、子どもが「学校的コミュニケーション」に身を置くようになるまでのハードルでもある。教師と子どもの言葉と身振りがつくる教育の空間の具体像を追う著者の試みが、教える研究(教育実践研究)から、教室を生き、学ぶ側を中心にした「学習実践研究」へと心理学を更新してゆく。

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統計学基礎
著者:田中 秀和(理学部教授)【共著】
出版社:共立出版
出版年:2016年2月発行
価格:1,900円+税
内容:最近、ビッグデータ、オープンデータという言葉に象徴されるように、統計学に対する知識がますます必要とされるようになってきています。本書は、主に文系の大学1年生を対象として、基礎の部分をわかりやすく解説した統計学の入門書です。統計学ではどのように考えるのかを読者に例を通して体感してもらうことを目的としています。
そのため、厳密性を多少犠牲にしても、複雑な数式を用いないで、わかりやすい文章で表現しています。

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フランシス・ベーコン 感覚の論理学
著者:宇野 邦一(名誉教授)
出版社:河出書房新社
出版年:2016年2月発行
価格:3,240円(税込)
内容:ドゥルーズが美術を論じた唯一の書にして80年代で最も重要な著作のひとつが新訳で復活。「器官なき身体」の画家としてのベーコンとともに新たな哲学をつくりあげる名著。

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一回半ひねりの働き方 反戦略的ビジネスのすすめ
著者:平川 克美(ビジネスデザイン研究科特任教授)
出版社:角川書店
出版年:2016年2月発行
価格:929円(税込)
内容:経済のグローバル化で新自由主義的な思考が跋扈するなか、いま一度、会社や組織、働く理由や仕事におけるプロセスとゴールについてなどを通して、「戦略に踊らされてはいけない」と説くビジネスマン必読の書。

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関東大震災と朝鮮人虐殺
著者:山田 昭次(名誉教授) 【共著】
出版社:論創社
出版年:2016年2月発行
価格:3,800円+税
内容:2013年、ソウルで開催された日韓の研究者による国際シンポジウムの記録。歴史学・歴史教育の多様な視点からこの課題に迫り、今後の真相究明と、日韓の市民の国際的連帯のかたちを考える。近年の韓国での朝鮮人虐殺事件への取り組みを知る格好の史料。

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小津安二郎の喜び
著者:前田 英樹(現代心理学部教授)
出版社:講談社
出版年:2016年2月発行
価格:1,850円+税
内容:日本映画史に燦然と輝く名匠・小津安二郎(一九〇三‐六三年)。現存する最古の作品『学生ロマンス若き日』(昭和四年)から遺作となった『秋刀魚の味』(昭和三十七年)まで、今日観ることのできる全三十七作品を貫くものは何か。キャメラという知覚機械の本性を深く理解した小津は、サイレントからトーキーへの移行を越え、白黒からカラーへの転換をも越えて、私たちが生きる現実生活の根底に潜む“永遠の現在”を捉える。小津を愛する著者が共感に満ちた筆致で完成した集大成。

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国家戦略特区の正体 外資に売られる日本
著者:郭 洋春(経済学部教授)
出版社:集英社新書
出版年:2016年2月発行
価格:720円+税
内容:安倍政権が成長戦略の一つとして進める「国家戦略特区」。東京圏を含む全国一〇の指定地域で、医療、雇用、教育、農業など重要分野の各種「岩盤規制」を取り払い「世界で最もビジネスがしやすい国」を目指すという。だが、その実態は、特区で得られる利益は外国企業に持ち去られ、地域間、国民間の格差をより拡大させる「治外法権区域」「植民地」に他ならない。日本のGDPの半分以上を外資に売り渡さんとする亡国の経済政策。その危険性を暴く。

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貨幣の条件 ─タカラガイの文明史
著者:上田 信(文学部教授)
出版社:筑摩書房
出版年:2016年2月発行
価格:1,800円+税
内容:貨幣が貨幣たりうるとは一体どういうことなのか。それを考えるのに恰好の対象がある。タカラガイだ。時と場を経巡りながらその文明史的意味に迫った渾身の一冊。

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何かのためではない、特別なこと
著者:平川 克美(ビジネスデザイン研究科特任教授)
出版社:平凡社
出版年:2016年2月発行
価格:1,500円+税
内容:「本書は『即効性があり、有用で、刺激的なもの』ばかりを追い求めるようになった現代に対する、ささやかな抵抗である──」。功利的なものの外にある、人生の滋味を綴るエッセイ集。

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リベラルですが、何か?
著者:香山 リカ(現代心理学部教授)
出版社:イースト新書
出版年:2016年2月発行
価格:861円+税
内容:安保法制をめぐって日本中に論議が巻き起こった、二〇一五年夏。それはまさにリベラルの存在意義が問われた季節でもあった。いまリベラルは何を考えればよいのか。右傾化する社会状況の源流を、八〇年代“ニューアカ”“ポストモダン”まで辿り、リベラル派知識人にも責任があると、著者は喝破する。近年、アイヌ民族差別や在日韓国人へのヘイトスピーチ、そして安保法制に対する社会運動において、自らもデモなどに積極的に参加し関わってきた著者が、リベラルのゆくえを考察する一冊。今後のキーパーソンとなる湯浅誠氏、野間易通氏との特別対談も収録。

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2015年度【2016年1月】

風土記 ——常陸国・出雲国・播磨国・豊後国・肥前国
著者:沖森 卓也(文学部教授) 【共著】
出版社:山川出版社
出版年:2016年1月発行
価格:5,000円+税
内容:写本の現存する5つの風土記を、日本史学・日本文学・日本語学の研究者が学際的に共同研究した成果をまとめた書。それぞれの最善本を尊重し、恣意的な校訂を排した本文に基づき、奈良時代の日本語による訓読を再現した。さらに、索引を付し、合冊で提供する。

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空海の秘密
著者:今井 仁(観光学科卒)
出版社:セルバ出版
出版年:2016年1月発行
価格:1,944円(税込)
内容:この物語は、空海さんの史実や逸話をベースにした、歴史ミステリーである。真言密教を確立された空海さんが、密教の奥儀とは別に、今を生きる私たちに向けて自ら暗号を残し語りかけている。それは、空海暗号(コード)と筆者が名付けた、一連の謎かけである。本書は、平安時代初期に残された空海さんの謎かけに呼応して、その謎解きに挑む。

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日本鉄道史 大正・昭和戦前篇 日露戦争後から敗戦まで
著者:老川 慶喜(経済学部兼任講師)
出版社:中公新書
出版年:2016年1月発行
価格:820円+税
内容:日露戦争後、帝国日本の鉄道は第一次世界大戦期の重工業化と国際化によって黄金時代を迎えた。後藤新平を総裁とする満鉄が設立され、シベリア経由「東京発パリ行き」の欧亜連絡列車の運行が始まる。さらに関東大震災以後の都市化の波は小林一三の阪急、五島慶太の東急などの私鉄を発展させた。大正天皇の大喪輸送とともに昭和の幕が開き、大恐慌を経て戦時動員へ。一九〇七年から四五年八月の敗戦に至る怒濤の四〇年を描く。

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森は考える 人間的なるものを超えた人類学
監修者・翻訳者:奥野 克巳(異文化コミュニケーション学部教授)【共監訳】
出版社:亜紀書房
出版年:2016年1月発行
価格:2,700円+税
内容:自分の属する民族や共同体の外から人間を理解しようとしてきた人類学は、いまや人間性の外から人間について思考する学問へと、大きな転回をとげようとしている。森は考える。植物が考え、動物が考えている。それらの異なる思考に包まれながら、人間も自分のやり方で考えている。人類学と哲学はいま限りなく近い場所に立っている。
南米エクアドルのアマゾン河流域に住むルナ人にとっては、森は考え、イヌは夢を見る。彼らがそう考えているというのではなくて、そうしたものでしかありえない世界を彼らは生きている。「森が考える」とき、人間と動物、人間と世界、生者と死者は新たな関係を結ぶ。 発表と同時に欧米の人類学会でセンセーションを巻き起こしグレゴリー・ベイトソン賞を受賞した注目のエスノグラフィー、ついに翻訳なる。
人類学、哲学、文学、言語学、環境学、生態学、生命論などの諸領域を縦横に接続し、インゴルド、ヴィヴェイロス・デ・カストロを凌ぐ、来たるべき知の衝撃!

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2015年度【2015年12月】

<兆候>の哲学—思想のモチーフ26
著者:宇野 邦一(名誉教授)
出版社:青土社
出版年:2015年12月発行
価格:2,400円+税 
内容:哲学とは何かを、考えるための一冊。夜明け、幸福、鉛筆、女、冬、曲芸師、パリ……。AからZまで、それぞれのアルファベットからはじまるそれだけではほとんど意味のない言葉が、発している「兆候」。ドゥルーズの薫陶を受けた哲学者が、回想とも思索とも批評とも言えない断片で、みずからの思考とめくるめく世界を26のモチーフで描き出す。静かな夜に読みたい、至福の言葉たち。

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北村透谷 解説と論究
著者:佐藤 善也(名誉教授)
出版社:三弥井書店
出版年:2015年12月発行
価格:3,500円+税
内容:目次・1 透谷のことば/2 小説と戯曲/3 手記と書簡/4評論/5 書評・解題/6 注解・注釈

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半知性主義でいこう 戦争ができる国の新しい生き方
著者:香山 リカ(現代心理学部教授)
出版社:朝日新聞出版
出版年:2015年12月発行
価格:720円+税
内容:おバカな権力者、お利口なだけの“リベラル”——この国には独善か偽善かしかないのか? 「反知性主義」的罵詈雑言にさらされながらも、発言をやめない著者がたどりついた答えとは。小利口な傍観者にならず、権力者の論理やお仕着せの正義に洗脳もされず、希望を持って考え、前向きに行動するために。

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英国チャリティ その変容と日本への示唆
著者:溜箭 将之(法学部教授)【共著】
出版社:弘文堂
出版年:2015年12月発行
価格:3,800円+税
内容:2008年12月、わが国では、民法に規定された公益法人制度の抜本的な改革が施行されました。そのモデルとなった2006年英国チャリティ改革後の変容に焦点をあてた調査研究をふまえ、新制度をより市民社会にとって望ましいものとして普及定着させるためのグランドデザインを描き出します。
英国では、新制度は期待されたとおりに円滑に運営されているのか、チャリティをめぐる環境変化や政権交代による影響はあったのか、日本の今後にどのような示唆を与え得るのかなどを、研究者および実務家が協働して多角的な視点でアプローチした初の本格的研究書。

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アシャーの湖—対馬隆のための鎮魂歌
著者:渡辺 信二(名誉教授)
出版社:松柏社
出版年:2015年12月発行
価格:2,000円+税
内容:作詞者は静かな激しさで、死者を言寄せ、死者へ言葉を贈り、今なお生きる者のため、現生を現生のままに救おうとする。この果敢な詩的挑戦の背後には、ポーやパ作詞者は静かな激しさで、死者を言寄せ、死者へ言葉を贈り、今なお生きる者のため、現生を現生のままに救おうとする。この果敢な詩的挑戦の背後には、ポーやパウンドの姿が見える。

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子どもの哲学—考えることをはじめた君へ
著者:河野 哲也(文学部教授)、土屋 陽介(人文学系サポートG兼任講師)【共著】
出版社:毎日新聞出版
出版年:2015年12月発行
価格:1,300円+税
内容:子どもたちが考えた素朴な問い×大人も頭を悩ます、哲学的思考! !

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ジャングル・クルーズにうってつけの日—ヴェトナム戦争の文化とイメージ—
著者:生井 英考(社会学部教授)
出版社:岩波書店
出版年:2015年12月発行
価格:1,720円+税
内容:史上初めて戦場の光景がTV中継されたヴェトナム戦争。単なる軍事支援がいつしか「アメリカの戦争」と化し、大国の威信は大きく傷ついて、時代は一変した。最初期の外交戦略から軍事、報道、写真とプロパガンダ映画、さらに戦後の社会変容、文学や文化への影響まで、多面的な考察を通じてヴェトナム戦争と20世紀文明の核心に迫る。

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私にふさわしいホテル
著者:柚木 麻子(文学部卒業)
出版社:新潮社
出版年:2015年12月発行
価格:520円+税
内容:文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの〈小説家〉になれる……はずだったが、同時受賞者は元・人気アイドル。すべての注目をかっさらわれて二年半、依頼もないのに「山の上ホテル」に自腹でカンヅメになった加代子を、大学時代の先輩・遠藤が訪ねてくる。大手出版社に勤める遠藤から、上の階で大御所作家・東十条宗典が執筆中と聞き——。文学史上最も不遇な新人作家の激闘開始!

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図説 読み出したらとまらない!ヒトと生物の進化の話
監修者:上田 恵介(理学部教授)
出版社:青春出版社
出版年:2015年12月発行
価格:1,120円+税
内容:ライオンの子殺し、トンボのタンデム飛行、カッコウの托卵…なるほどそういうことだったのか!自然界の進化のしくみは、驚きと発見の連続、そのダイナミズムをこの1冊に凝縮。ダーウィンの進化論からヒトゲノムの全貌まで生物進化の秘密が手に取るようにわかります。

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ヒューマンライツ 人権をめぐる旅へ
著者:香山 リカ(現代心理学部教授)【共著】
出版社:ころから
出版年:2015年12月発行
価格:1,500+税
内容:精神科医・香山リカさんが、「人権をめぐる旅」に出た。アイヌ否定問題、レイシズム、ファシズム、水俣病、そして世界の人権状況などに取り組む7人との対談集。「戦争法案」がまかり通る、いまこそ「ヒューマンライツ=人権」を語ろう

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がちナショナリズム ─「愛国者」たちの不安の正体
著者:香山 リカ(現代心理学部教授)
出版社:筑摩書房
出版年:2015年12月発行
価格:740円+税
内容:現代日本の「ナショナリズム」が危ない 2002年、著者は『ぷちナショナリズム症候群』で「愛国ごっこ」に警鐘を鳴らした。あれから13年、安倍内閣、ネトウヨ、安保法改正、日本に何が起きている?

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2015年度【2015年11月】

池上彰の世界の見方 15歳に語る現代世界の最前線
著者:池上 彰(グローバル教育センター客員教授)
出版社:小学館
出版年:2015年11月発行
価格:1,400円+税
内容:池上彰が選んだ6つのテーマ(地図、お金、宗教、資源、文化、情報)で、世界を大胆に丸ごと解説する本です。
世界は今、どうなっているのか? 各地で格差問題や、民族、宗教の対立が起きています。しかし、なぜそうなるのか、ニュースに出てくる国が本当はどんな国なのか、ぼんやりとした理解に留まっているのが実状です。
池上氏は、「お金」「宗教」「資源」といった具体的なテーマで「串刺し」にしてみると、今の世界がわかりやすい、と言います。この手法こそ「池上彰の世界の見方」。
「高校1年生にわかるように話すと実は大人も読みやすい」という池上氏の経験と、18歳選挙権を見据えての意義を考え、九段中等教育学校(東京都千代田区)で6時間の授業を実施。世界史でも地理でもない、現代世界を生き抜く為のスーパー授業をもとに構成しました。

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ステージ・ショウの時代 近代日本演劇の記憶と文化 3
著者:中野 正昭(総合系科目構想・運営チーム兼任講師)、細井 尚子(異文化コミュニケーション学部教授)【共著】
出版社:森話社
出版年:2015年11月発行
価格:4,800円+税
内容:舞台芸術と娯楽の近代 20世紀を絢爛豪華に飾った少女歌劇、レヴュー、裸ショウなど多彩な「ステージ・ショウ」の世界。大衆社会の憧れや欲望を反映した舞台の誕生を、宝塚や浅草、丸の内など日本を中心に、ヨーロッパ、アメリカ、東アジアの都市と劇場に見る。近代の夢見たショウとはなにか──。

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学校経営と学校図書館(司書教諭テキストシリーズll)
編者:中村 百合子 (司書課程主任、文学部准教授)、著者:河野 哲也(文学部教授)【共著】
出版社:樹村房
出版年:2015年11月発行
価格:2,000円+税
内容:学校図書館司書教諭資格取得のための最新版教科書シリーズ第1巻。初学者が理念を十分に理解できるよう,理論的な学習に重きを置く方針で執筆・編集した。学校図書館を取り巻く急激な状況の変化に対応。

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作家の遊び方
著者:伊集院 静(文学部卒業)
出版社:双葉社
出版年:2015年11月発行
価格:574円+税
内容:昔から粋な男は仕事も遊びも一生懸命だった。酒、ゴルフ、ギャンブル……遊びを通してこそわかることがある、と著者は語る。「大人の流儀」シリーズで大人のあるべき姿を提示し続ける著者が、遊びでしか得られないものを語る「実践的エッセイ」待望の文庫化。

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追いかけるな 大人の流儀5
著者:伊集院 静(文学部卒業)
出版社:講談社
出版年:2015年11月発行
価格:926円+税
内容:追いかけるから、負ける。追いかけるから、苦しくなる。待つことができるのが、本物の大人なのだ。ベストセラーシリーズ待望の第5弾

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世紀転換期の憲法論
著者:赤坂 正浩(法学部教授)
出版社:信山社
出版年:2015年11月発行
価格:9,200円+税
内容:好評の『立憲国家と憲法変遷』に続き、統治機構論・人権論・憲法基礎論の3部立てで構成した姉妹書。1990年代から2000年代にかけての社会的、政治的な変動(国家機能の民営化、先端生命科学と憲法、一票の格差問題など)から、立憲民主制の真の価値を見出す、待望の書。

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心理臨床に活かすアート表現-こころの豊かさを育む-
著者:神田 久男(名誉教授)
出版社:樹村房
出版年:2015年11月発行
価格:2,100円+税
内容:個人の複雑な内的な体験を人に伝え、理解してもらおうとするときに有効な象徴的、創造的表現である「アート表現」。これを心理療法にうまく取り入れ、実践に活かす

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経済成長の幻想—新しい経済社会に向けて—
著者・編者:丸山 恵也(名誉教授)、 熊谷 重勝(名誉教授)【編著】
出版社:創成社
出版年:2015年11月発行
価格:4,320円+税
内容:経済成長至上主義が限界に達している今、これまでの価値観を問いただし、これから歩むべき道を探る。

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大学自らの総合力 ll -大学再生への構想力
著者:寺﨑 昌男(名誉教授)
出版社:東信堂
出版年:2015年11月発行
価格:2,400円+税
内容:大学の原点に立ち返って社会の要請に応える構想力
選抜と競争の市場原理に呑み込まれた大学の再生は、大学の原点に立ち返っての新たな大学への自律的構想力にかかっている。今こそ、自らの大学に必要なのは何か、原点から顧みる時だ。本書は前著『大学自らの総合力』に続くパートⅡとして、大学の本質に立脚した改革の方途をカリキュラム改革から地域との繋がりまで、内外・多岐にわたり考察した自律的改革への羅針盤である。

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2015年度【2015年10月】

著者:武石 園子(文学部日本文学科卒業)
出版社:鳥影社
出版年:2015年10月発行
価格:1,512円(税込)
内容:本当にあるもの、決して嘘じゃないもの—探し求め、紡ぎ出された、珠玉の短篇集。

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人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック
著者:河野 哲也(文学部教授)【共著】
出版社:慶應義塾大学出版会
出版年:2015年10月発行
価格:2,916円(税込)
内容:研究倫理の遵守が求められるのは、本来、研究と研究に関わる活動を円滑に進めるためであって、不正行為を防止することだけを目的として研究者の手足を縛るためではありません。研究倫理についてよく知り、よく実践できる研究者は、自分の研究に誠実な、できる研究者と言えるでしょう。本書は、学生や研究者の皆さんが研究の過程で遭遇する研究倫理を問われる多様な場面を想定し、何が問題になるかを知り、それについてどう考えるか自問し、実践につなげていくための、また、「健全な」研究倫理教育・啓発制度を考えるための、ヒントと提案がつまったガイドブックです。

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動物よもやま話—キリスト教、仏教、神道をめぐって
著者:堀内 昭(名誉教授)、高橋 知義(理学研究科博士課程修了) 【共著】
出版社:聖公会出版
出版年:2015年10月発行
価格:1,944円(税込)
内容:聖書の中に出てくる動物たちを調べていくと、日本の仏教や神道にも多くの関わりがあることが分かる。本書は生活の近くにいる動物たちが、宗教的、文化的、民俗学的にどのような影響を与えてきたのかを化学者である著者たちが、専門分野の知識も入れつつ興味深い視点で叙述。引用は『聖書』のみならず、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』、『枕草子』、『源氏物語』から近代の日本文学、はては仏教説教集『ジャータカ』にまで及ぶ。また、動物たちに所縁の神社仏閣にも自ら足を運び資料を収集。そこで撮った貴重な写真も数多く掲載。前著『聖書のかがく散歩』に続く、誰が読んでも楽しいエッセイ集。

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人間学
著者・編者:栗原 彬(名誉教授)【編著】
出版社:世織書房
出版年:2015年10月発行
価格:2,400円+税
内容:時代と社会、日常のなかで、「人間はどう生きるのか」を、社会学、精神分析学、臨床心理学、社会史、人類学、政治学、哲学、カルチュラル・スタディーズ……諸学を援用し、交差させ、枠組みをはずし、「人間学」へ統合する試み。人間探究の旅への海図。

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英語の名詞をきわめる 可算名詞と不可算名詞の使い分け
著者:小林 悦雄(異文化コミュニケーション学部教授)
出版社:春風社
出版年:2015年10月発行
価格:1,800円+税
内容:fruitやwaterは「数えられない名詞」? a shamblesって何のこと? 英語学習者がつまづきがちな可算名詞と不可算名詞の使い分けをマスター! 理解から実用へのステップアップを目指す。 学習の合間にほっと一息つけるコラム付き。

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ウィリアム・オッカム研究
著者:小林 公(名誉教授)
出版社:勁草書房
出版年:2015年10月発行
価格:14,000円+税
内容:1285年頃の中世イギリスに、オッカムは生まれた。フランシスコ修道会士として教育を受けたものの、異端審問や清貧論争に巻き込まれていく。そんなオッカムについて、法哲学者・小林公は近代的権利観念との関係から興味をもった。幅広いオッカム思想の内的連関を探って、著者40年の時間をかけてまとめあげたオッカム研究の集大成。

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主体性とは何か?
翻訳者:澤田 直(文学部教授)【共翻訳】
出版社:白水社
出版年:2015年10月発行
価格:2,600円+税
内容:マルクス主義哲学からバタイユやドゥルーズの問題系につながる、主体性をめぐる幻の講演録! フレドリック・ジェイムソンの解説付。

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嘘の思想家ルソー
著者:桑瀬 章二郎(文学部教授)
出版社:岩波書店
出版年:2015年10月発行
価格:2,500円+税
内容:世の常識を揺るがすその思想と行動のゆえに、ときに「偽の思想家」と非難されるルソーは、真理への誠実をモットーとして、嘘について独自の考察を重ねた思想家だった。知識人の嘘、政治における嘘、子供の嘘、女の嘘…。「嘘」という視点から主要著作を読み直し、先鋭的でラディカルな思考の軌跡を描き出す。

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風の湧くところ
著者:中村 邦生(文学研究科英米文学専攻修士課程修了)
出版社:風濤社
出版年:2015年10月発行
価格:2,200円+税
内容:夢の中の寺田寅彦は「すっぽんが鳴く」という——
大輪の向日葵を投擲する老婆——
殺し屋からの間違い電話——
少年時代の不思議な望遠鏡——
若かりし独身の母と入れ替わる わたし——
旺盛な好奇心が呼び寄せる〈不思議の断章(フラグメント)〉。 少年時代のノスタルジー、あるいは日常の陰影、または夢の奔流……。 エッセイか? 小説か? ショートストーリー19篇。 カバーに丸い穴があき、空が覗く装幀もユニークな、中村邦生最新短篇集。

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戦後思想の再審判—丸山眞男から柄谷行人まで
編者:和田 悠(文学部准教授)【共編】
出版社:法律文化社
出版年:2015年10月発行
価格:3,000円+税
内容:次代をになう若手・中堅研究者たちが丸山眞男・鶴見俊輔・吉本隆明・坂本義和・松下圭一・小田実ら戦後日本の主要論者12人の思想と行動を再検証。理解を深め、遺産を継承するために編んだ“戦後思想の見取り図”。

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